2022 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
22K11916
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
河上 肇 秋田大学, 理工学研究科, 教授 (20240781)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ベイズの定理 |
Outline of Annual Research Achievements |
公表された実績はない。本研究では, ベイズの定理が主要なツールとなる。そのためベイズの定理、特に尤度の役割に関する十分な理解が望ましい。研究代表者は, 手始めとして, 尤度の事後確率に対する影響を相対的に大きくした場合の状況を考察した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究では, ベイズの定理が主要なツールとなる。そのためベイズの定理に関する十分な理解が望ましい。研究代表者は, ベイズの定理に関する理解を深めるために, 尤度の役割に関する考察を行い、その内容を Doob’s consistency of a non-Bayesian updating process というタイトルの論文にまとめた。この論文は、現在投稿中である。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究においては、ベイズの定理における尤度の計算量を削減することが、主題のひとつである。そのため、今年度も引き続き尤度に関する研究を進めたい。Conrad たちの研究と同様、できるだけ一般的な状況で尤度を近似する方法を考案することが、ひとつの目的となる。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由: 新型コロナウイルスの影響で研究会が延期(またはオンライン)となり、予定していた支出がなくなったため。 使用計画: 今年度の研究会旅費へ充当するや研究関係の図書購入に充てることを検討している。
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