2022 Fiscal Year Research-status Report
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22K13404
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
松田 絢子 関西大学, 経済学部, 准教授 (30752109)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 開発経済学 / 農業経済学 / 労働経済学 / 経済史 |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者は昭和初期の農家を対象に行われた家計調査のデータベース化を進めた。新型コロナウィルス蔓延により、データ入力アルバイトの雇用が難航し、進捗に遅れが生じているものの、アルバイト雇用や業務委託を利用し順調に進めている。具体的には農業経済調査簿のうち、地方概況、調査項目記入欄、世帯員情報、北丹後地震の被災に関する記述の整理を進めた。日誌には各世帯員それぞれがの日々の作業内容(農業・養蚕・公務・家事・余暇の内容等)及び種目印とその作業時間が手書きで記されている。手書き部分を判読するのに難航したものの、熟練したアルバイトを雇用し可能な限り効率的に進め、世帯員情報、生産行動、売買行動、交流活動、世帯内役割分業、雇人の雇用とその仕事内容などがデジタル化された。これを用いてさらなる分析を進める予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
前述の家計調査のデータベース化を進めて、完了した箇所から随時分析準備を進め、関連文献のレビューを行っている、
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Strategy for Future Research Activity |
来年度はデータベース化作業をさらに進める。同時に、既存研究のレビューや計量分析を進め、学会発表を行う。さらに入力が完了した箇所は計量分析を進め、論文執筆を行う。
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Causes of Carryover |
コロナウイルス蔓延により、学会がオンライン実施されたことによる旅費の差額等が生じたため。
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