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2022 Fiscal Year Research-status Report

大規模レセプトデータによるクローン病での生物学的製剤の費用対効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 22K17317
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

桑木 光太郎  久留米大学, 医学部, 助教 (60425171)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
KeywordsDPCデータ / 費用対効果分析 / クローン病 / 生物学的製剤 / 医療費
Outline of Annual Research Achievements

【研究概要】クローン病において生物学的製剤の効果はめざましいが、薬剤費は高額である。本研究はクローン病における生物学的製剤の医療費・費用対効果について従来治療との比較検討を大規模レセプトデータを用いて行うことを目的としている。そのため、大規模レセプトデータ分析の条件設定を行うため、所属機関の院内レセプトデータを用いた入院医療費・外来医療の詳細分析を2022年度から行うこととしている。
【当該研究に関する倫理審査およびデータの取得】採択通知後に、所属機関の倫理委員会に研究計画書を2022年7月15日に提出した。審査の結果、9月1日に研究計画の実施の承認をえた。その後、所属機関のデータ管理室より、院内レセプトデータ(DPCデータ)を2012年度~2021年度分までを2022年10月に取得した。
【研究環境の整備】院内レセプトデータを扱うため、セキュリティレベルの高い状況で研究を行うため、研究環境の整備を行った。具体的にはスタンドアローンのPCおよび周辺機器(モニタ、入力装置)を購入した。
【情報収集、他】他施設の研究者からオンラインミーティング等を活用し、データ分析についての助言をえた。
【分析状況】院内データをPCに取り込み、データベースのクリーニングおよびスプレッドシートの作成中である。該当疾患は月0~10件ほどとなる仮計算の結果が出ている状況で、データが出そろったところで検算を行い、具体的な医療費の算出を行っていく前段階である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

採択後、倫理委員会の審査に時間を要した。また、社会状況や為替レートの変動などのため、研究環境の整備のための機器選定に時間を要した。データ取得が予定より後ろ倒しになったため、データクリーニング等に時間を要している状況である。NDBの特別抽出に関して、他の研究の申請を先行して行うことに協力したため、当該研究に関する申請の準備は書類作成段階である。

Strategy for Future Research Activity

2023年度前半までに入院医療費の算出を完了することを当面の目的としている。その後、外来医療費の算出を行う予定である。NDBの申請については2023年10月の審査に間に合うように書類作成、担当者との打合せをあわせて行う予定としている。

Causes of Carryover

当初、解析用サーバーを早期に購入予定であったが、為替相場の変動や半導体需要の増加などで当初予定したいたサーバーの購入を延期している状況である(それまでに必要な解析環境は自前で準備している)。次年度に状況を見、整備予定としている。

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Published: 2023-12-25  

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