2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
新規被膜型蛋白質ナノ粒子を用いた細胞性免疫・粘膜免疫誘導型ワクチンの開発
Project/Area Number |
22K18378
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 49:Pathology, infection/immunology, and related fields
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
森田 英嗣 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (70344653)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角田 郁生 近畿大学, 医学部, 教授 (00261529)
田中 伸幸 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん先進治療開発研究部, 部長 (60280872)
蝦名 博貴 大阪大学, 微生物病研究所, 特任准教授(常勤) (60541951)
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Project Period (FY) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
自己集合型タンパク質ナノ粒子を利用してSARS2抗原を細胞に送り込む新しいタイプのワクチンの開発を目的としている。その利点として(1) MHC class I抗原により提示されることで細胞傷害性T細胞の活性を誘導する (2) 粘膜免疫を誘導できること (3) 安全性が高いことが挙げられている。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
従来のワクチンとは大きく異なったメカニズムによるワクチン開発を目的としており、新規性はある。臨床的に使用可能なワクチンにつながれば社会的にも高い意義が認められる。特に粘膜免疫誘導能が興味深い点である。このワクチンによって強い粘膜免疫応答が確認されれば、大きな成果と見なされうるであろう。
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