2023 Fiscal Year Research-status Report
女性詩人畠山千代子の英語詩・日本語詩形成プロセスの解明―資料調査を中心に―
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22K19984
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Research Institution | Fukushima University |
Principal Investigator |
高橋 由貴 福島大学, 人間発達文化学類, 准教授 (90625005)
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Project Period (FY) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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Keywords | 女性詩人 / 地上楽園 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度も引き続き現地に赴いての調査の予定を立てていた。しかし、感染症等の影響もあり、当地での調査の実施を見送り、次年度に満を持して行う変更を迫られた。資料の状態の管理や資料等の分類は変わらない。 調査がずれ込んたかわりに、その分の時間を草稿ノートの翻刻作業に宛て、最終形と削除された校異との見定めながら日本語詩が作られていくプロセスを明らかにした。また、「以上70編」と書かれた日本語詩が書き付けられた紙片を解読しながら、「一本杉」「どぢよう」「熱さまし」「戦勝の暮に」「細道」「元旦」等、『隻手への挽歌』未収録の詩の復元に取り組んでいる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
感染症等の影響によって宮城県登米市での調査を実施できず次年度の計画として繰越した。写真データと実物を照合してノートの復元・翻刻をデータ化する作業は進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は2泊3日での現地での調査を行う。ノートの翻刻データについても活字化して公表する予定である。
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Causes of Carryover |
宮城県登米市での調査を計画したが、感染症等の影響により実施に至らなかった。今年度の調査日程はすべて次年度に延期することになったため、次年度に調査と学会発表の旅費を計上している。
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