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2011 Fiscal Year Annual Research Report

トランスプロフェッショナル・リテラシーを備えた専門家養成基盤に関する模索的研究

Research Project

Project/Area Number 23240105
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

三成 賢次  大阪大学, 法学研究科, 教授 (90181932)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小林 傳司  大阪大学, コミュニケーションデザインセンター, 教授 (70195791)
木村 正  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (90240845)
森 勇介  大阪大学, 工学研究科, 教授 (90252618)
水島 郁子  大阪大学, 法学研究科, 准教授 (90299123)
福井 康太  大阪大学, 法学研究科, 教授 (00302282)
Keywordsトランスプロフェッショナル・リテラシー / コミュニケーション / マネジメント / リテラシー教育 / 高度専門職 / 医療 / エンジニアリング / 法曹
Research Abstract

本科研では、平成23年度には、トランスプロフェッショナル・ディベロップメント・ユニットが中心となって、中核人材・専門職に求められる能力・特性についてのアンケート調査を実施するとともに、トランスプロフェッショナル・コミュニケーション・ユニットが中心となって拡大ワークショップ(合同シンポジウムに相当)を開催した。具体的には以下の通りである。
アンケート調査は、福井康太と特任研究員の西本実苗、川島惟が中心となって、平成23年9月から準備に取りかかり、10~12月にかけて外部の研究者の意見なども取り入れながら調査票設計、平成24年1月に調査票確定、1月末に会社四季報CD-ROM(東洋経済新報社)に掲載の上場企業3,629社に調査票を郵送。2月1日~同年3月9日の約1か月間実施した。調査票の回収は思わしくなく、133社からのみ回答。有効回答率は3.6%に留まった。現在その単純集計作業が進行中である。
拡大ワークショップについては、平成23年8月26日(金)に、水島郁子が中心となって、第1回(トランスプロフェッショナル・リテラシー科研第1回拡大ワークショップ「産業医・精神科医・労働法学者の対話-産業メンタルヘルス事例を素材として-」を開催し、メンヘル事例を手がかりに産業医、精神科医、法学者の間のコミュニケーションギャップを議論した。また平成24年3月25日(日)に、木村正、平野哲郎(連携研究者)、福井康太が中心となって、第2回拡大ワークショップ「医療行為への『期待』とは-医療と法かβのアプローチ-」を開催し、医療に対する一般人や法律家の期待と医療の現場のギャップを明らかにするとともに、両者の歩み寄りの可能性について議論した。拡大ワークショップの議論はすべて録音を起こして文書化し、平成25年度以降実施のトランスプロフェッショナル・リテラシー科目の授業教材として使用する予定である。
[特任研究員]西本実苗、川島惟
[連携研究者]平野哲郎(龍谷大学法務研究科)

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

平成23年度に予定していたアンケート調査および拡大ワークショップは、実施時期に若干の遅れもあったが、ほぼ予定通り実施することができた。この成果は、平成24年度以降のさらなる拡大ワークショップの実施とトランスプロフェッショナル・リテラシー科目の設計・準備に反映され、プログラムの充実化に繋がっている。

Strategy for Future Research Activity

平成24年度には、平成25年度以降実施予定のトランスプロフェッショナル・リテラシー科目を準備するべく、アンケート調査結果の分析をさらに進め、また拡大WSを数次にわたって開催する。平成25年度以降はトランスプロフェッショナル・リテラシー科目を開講し、主として大学院生を対象にWSトランスクリプトを用いた対話型授業を実施。さらに外部の講演者を招き、公開講座を開くなどして、トランスプロフェッショナル・リテラシー科目の意義について広く周知させていく。教育上の成果はシンポジウムを開催して公表。その成果は文書化して最終報告書に纏めていく。

  • Research Products

    (5 results)

All 2012 2011 Other

All Journal Article (3 results) Presentation (1 results) Remarks (1 results)

  • [Journal Article] コンプライアンスのための《法と倫理》入門(2):組織全体に病理が蔓延する「カビ型」企業腐敗の予防を2012

    • Author(s)
      福井康太
    • Journal Title

      環境会議

      Volume: 2012年春号(通巻37号) Pages: 214-219

  • [Journal Article] コンプライアンスのための《法と倫理》入門(1):これからの会社の正義の話をしよう2011

    • Author(s)
      福井康太
    • Journal Title

      人間会議

      Volume: 2011年冬号(通巻25号) Pages: 210-215

  • [Journal Article] The Legal Issues Surrounding Professionals in Relation to Labor Law2011

    • Author(s)
      Ikuko MIZUSHIMA
    • Journal Title

      Japan Labor Review

      Volume: Vol.8, Nr.4 Pages: 83-98

  • [Presentation] Reforming International Programs in Undergraduate Schools of Law in Japan : An Example of the Undergraduate School of Law at Osaka University2012

    • Author(s)
      Kota FUKUI
    • Organizer
      Japanese Studies Association of Australia(JSAA豪州日本研究学会)2011 Conference "Internationa lising Japan : Sport, Culture and Education"
    • Place of Presentation
      The University of Melbourne, VIC, Australia
    • Year and Date
      2012-07-07
  • [Remarks]

    • URL

      http://www.law.osaka-u.ac.jp/transprofessional_literacy/

URL: 

Published: 2013-06-26  

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