2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23251013
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Research Institution | Kokushikan University |
Principal Investigator |
前川 和也 国士舘大学, イラク古代文化研究所, 共同研究員 (60027547)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川瀬 豊子 大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 教授 (10195092)
寺村 裕史 国立民族学博物館, 文化資源研究センター, 助教 (10455230)
井谷 鋼造 京都大学, 文学研究科, 教授 (60144309)
森 若葉 国士舘大学, イラク古代文化研究所, 共同研究員 (80419457)
松島 英子 法政大学, キャリアデザイン学研究科, 教授 (90157305)
春田 晴郎 東海大学, 文学部, 教授 (90266354)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | イラン国立博物館 / 楔形文字資料 / テル・マルヤン / エラム語 / アッカド語 / シュメール語 / スサ / フジスタン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はイラン国立博物館(テヘラン)の許可のもと博物館が所有する楔形文字資料とりわけ前2千年紀のレンガ碑文およびテル・マルヤン(古代名アンシャン)出土エラム語、アッカド語、シュメール語行政文書を調査、解析し、その成果を公表することを目的としている。本年度は、2011年度に開始されたプロジェクト最終年度にあたっているため、各人の成果の総括を行い、またイラン国立博物館との強力体制の継続に意を用いた。京都市前川研究室にて2015年4月、9月、12月および2016年1月研究打ち合わせ会を開催するとともに、各人による成果の個別発表の他、本年度は2014年に京都大学にて我々が開催した国際シンポジウム報告書Ancient Iran: New Perspectives from Archaeology and Cuneiform Studiesを公表することに力を注いだ。2016年3月にこの作業を無事完了し、関係者に発送を終えている。また協力関係にあるベルギー、ゲント大学、ルーバンカトリック大学チーム主催の国際シンポジウムSusa and Elam II (ルーバン・ラ・ヌーブ、2015年7月)に前川が出席し、前3千年紀スサ(フジスタン)とバビロニアの関係について報告するとともに、今後の研究体制について討議を行った。また2015年9月、2016年2月に研究代表者、分担者、協力者がテヘラン国立博物館を訪問して、今後の研究体制を討議している。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(20 results)