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2012 Fiscal Year Annual Research Report

BRAP、TLR4、APOB遺伝子多型の生活習慣病罹患リスクに関する縦断研究評価

Research Project

Project/Area Number 23300252
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

諏訪園 靖  千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90302546)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 能川 和浩  千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00612194)
渡邉 美幸  千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 技術職員 (70571355)
Project Period (FY) 2011-04-01 – 2014-03-31
Keywords遺伝子多型 / メタボリック症候群 / 高脂血症 / 糖尿病 / 追跡調査
Research Abstract

本研究では、日本の一般人において縦断調査を行い、BRCA1-関連蛋白(BRAP)遺伝子、Toll様受容体4遺伝子、アポリポタンパク質B遺伝子の多型の、生活習慣病の発症との関連を明らかにし、予防医学的に評価することを目的とした。本年度は、BRAP(rs11066001)の測定が終了し、s111800925、s77447086、rs74325447、rsなしの新規遺伝子多型、rs80154506についても終了した。結果として、rs11066001については、男性では、CC型88人(6.0%)、TC型457人(31.4%)、TT型911人(62.6%)、女性では、CC型53人(4.5%)、TC型384人(32.3%)、TT型752人(63.2%)であった。rs111800925については、男性では、GG型1456人(100.0%)、女性では、GG型1189人(100.0%)であった。rs77447086については、男性では、CC型1456人(100.0%)、女性では、CC型1189人(100.0%)であった。rs74325447については、男性では、AA型1456人(100.0%)、女性では、AA型1189人(100.0%)であった。rsなしの新規遺伝子多型については、男性では、AA型1453人(99.8%)、AC型3人(0.2%)女性では、AA型1189人(100.0%)であった。rs80154506については、男性では、AAの削除なし1456人(100.0%)、女性では、AAの削除なし1189人(100.0%)であった。現在、5年間の縦断データと測定結果を結合し、生活習慣との交互作用を含めて、高血圧、糖尿病、肥満、高脂血症、高尿酸血症、高γGTP血症などの発症について検討を進め、rs11066001のCC型でTT型に比し糖尿病発症のリスクが3.8倍高いことを見いだした。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

平成24年度は、BRAPの遺伝子多型として、メインのrs11066001の他、rs111800925、 rs77447086、rs74325447、rsなしの新規遺伝子多型、rs80154506について、2600を超える検体の測定を終了している。さらに5年間の追跡データと結合し、高血圧、糖尿病、高脂血症などの新規発症との関連の調査をおおむね終了したため。

Strategy for Future Research Activity

TLR4、APOBの遺伝子多型について、さらに順次測定を進めていくとともに、それぞれの遺伝子多型とその組み合わせについて、生活習慣との交互作用を含めて、高血圧、糖尿病、肥満、高脂血症、高尿酸血症、高γGTP血症などについて横断的、縦断的に関連性を検討していく方針である。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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