2013 Fiscal Year Annual Research Report
「東アジア共同体」という概念の歴史的変遷と思想的葛藤
Project/Area Number |
23320024
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
高坂 史朗 大阪市立大学, 文学研究科, 教授 (20170178)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
李 暁東 島根県立大学, 総合政策学部, 教授 (10405475)
川嶌 一穂 大阪芸術大学短期大学部, 英米文学科, 教授 (30310717)
鈴木 伸太郎 近畿大学, 総合社会学部, 教授 (40247953)
野崎 充彦 大阪市立大学, 文学研究科, 教授 (90244623)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 東アジア / 近代化 / 啓蒙主義 / ヨーロッパ |
Research Abstract |
研究課題「「東アジア共同体」という概念の歴史的変遷と思想的葛藤」の研究活動のために1.東アジア研究会(8月28日東京) 2.ドイツ・イエナ大学啓蒙主義研究所との共催で「ヨーロッパと東アジアにおける近代化の概念の再考」シンポジウム(Eine Neudefinition des Begriffs "Modernisierung" in Europa und Ostasien)を10月29日に行った。 1の研究会では高坂史朗「東アジアと啓蒙主義―その理性主義の光と影」、李暁東「近代中国の『自由主義』」、川島一穂「天心岡倉覚三の西洋像」、野崎允彦「朝鮮壇君神話について」、鈴木伸太郎「コミュニケーション理論の再検討」とそれぞれのメンバーが研究報告を行い、さらに高坂純子「日本文学における啓蒙主義とロマン主義の受容」、今西謙治「和辻哲郎とヘルダー」が招待研究として加わった。それはドイツでのシンポジウムの準備会として位置づけられる。 2のイエナ大学でのシンポジウムでは上記メンバーがドイツ語あるいは英語で研究報告を行い、ドイツ側から.カースティン・ケンクリーズ教授(イエナ大学)、ヴォルフガング・ザイフェルト教授(ハイデルベルク大学)の発表に加えシュテファン・マテューシェック教授(イエナ大学)、イエーンス・ハイゼ教授(ハイデルベルク大学)が議論に加わった。本研究の成果はイエナ大学啓蒙主義研究所の叢書の一巻として刊行される予定である。 さらに、野崎充彦は韓国、台湾に調査研究・講演を行い、李暁東は中国に講演・調査研究、鈴木伸太郎はドイツに調査研究に赴いている。高坂史朗は東アジアに関する研究をまとめ上げ、2014年に刊行する。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)