2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23320027
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
井上 克人 関西大学, 文学部, 教授 (30184740)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西本 昌弘 関西大学, 文学部, 教授 (00192691)
陶 徳民 関西大学, 文学部, 教授 (40288791)
長谷部 剛 関西大学, 文学部, 教授 (50308152)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 近代日中学術交流 / 内藤湖南 / アジア観 |
Research Abstract |
[1] 研究分担者、陶德民が「関西大学大正癸丑蘭亭会百周年記念行事実行委員会」の代表となり、展覧会「関西大学大正癸丑蘭亭会百周年記念―近代日本における翰墨の盛典―」および「一九一三年蘭亭会への懐古と継承―日中名家書作展―」(2013年4月1日~5月19日)を開催し、あわせて「大正癸丑蘭亭会百周年記念会合」(2013年4月13日)を主催した。いずれも内藤湖南の書道が中心的に取りあげられた。 [2] 南開大学世界近現代史研究中心・日本研究院・日語系との共催で、国際シンポジウム「近代以来中国与世界的相互認知:『内藤湖南与中国』国際学術研討会」を南開大学にて開催した(2013年9月8日~10日)。シンポジウムでは、「内藤湖南的生平事跡」展示会も開催した。 上記の[2]は、計画調書にも記載したように、本研究最終年度の総括ともいえるもので、研究分担者と、海外研究協力者(ジョシュア・A. フォーゲル、銭婉約、盧盛江、劉雨珍、劉学兵)が南開大学に結集してそれぞれの研究成果を発表したほか、さらに日本・中国・台湾・香港・ドイツの研究者のべ32名がそれぞれ研究発表を行い、内藤湖南を中心とした、近代アジア観の形成および近代日中学術交流について討論した。その結果は、シンポジウム論文集としての印刷物があるほかに、その一部は 河合文化教育研究所編『研究論集』第11(2014年)に掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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