2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23320162
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
平田 雅博 青山学院大学, 文学部, 教授 (90181164)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 聖 女子美術大学, 芸術学部, 教授 (20180995)
安村 直己 青山学院大学, 文学部, 教授 (30239777)
川手 圭一 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50272620)
佐々木 洋子 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (30332480)
西山 暁義 共立女子大学, 国際学部, 准教授 (80348606)
川崎 亜紀子 東海大学, 文学部, 准教授 (00350398)
割田 聖史 青山学院大学, 文学部, 准教授 (20438568)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 国際研究者交流 / イギリス / ドイツ / ポーランド / 帝国 / 言語政策 / 言語教育 / 言語変容 |
Research Abstract |
2年目である平成24年度は、研究計画にしたがって、個別研究の進展、海外研究者とのワークショップを行った。 個別研究の進展としては、6月に割田聖史「保科孝一とドイツ領ポーランド」、12月に佐々木洋子「トリエステの民族対立とイタリア・イレデンタ」に研究組織内での個別報告を行う研究会を行った。また、海外での資料調査を行った。 海外研究者との講演会、ワークショップとして、10月にケンブリッジ大学名誉教授のピーター・バーク氏を招聘して、青山学院大学において講演会を行った。その準備会として、9月に研究組織内において、ピーター・バークの著作の勉強会を行った。 さらに、2013年2月には台湾に赴き、陳培豊氏らと帝国の「周辺地域」における言語問題のワークショップを行い、比較のための視座を得た。 また、平成23年度までの成果を『青山史学』31号に翻訳と論文を特集として掲載した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成24年度は、研究開始当初から計画していたピーター・バーク氏の招聘を行うことができた。また、台湾において、帝国の周辺地域における言語諸関係の比較研究を行うことができた。国際交流という点に関しては、当初の計画から見ると、おおむね順調に進展している。 また、個別研究に関しては、研究者個々人の史料収集が進展しており、これらの成果のとりまとめが、今後の課題となるといえる。 さらに、『青山史学』31号に、特集として翻訳および論文を掲載することで、中間とりまとめができたことは、研究の進展にとって重要なことであった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、個別研究のとりまとめを行っていくことが、第一の研究推進方策となる。そのために、研究組織内の個別研究を推進し、その発表の場を作ることが必要である。これらの個別研究をまとめ、論集の出版を目指したい。 また、海外および国内の研究者との交流・ワークショップを継続的に行う。これは、研究の情報を得るとともに、比較の視座をさらに得るためである。
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Research Products
(11 results)