2014 Fiscal Year Annual Research Report
海洋法秩序の現代的発展過程に関する研究―法史的・理論的研究を踏まえて
Project/Area Number |
23330013
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
植木 俊哉 東北大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00160151)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
富岡 仁 名古屋経済大学, 法学部, 教授 (00126880)
深町 公信 熊本大学, 法学部, 教授 (00199168)
佐古田 彰 小樽商科大学, 商学部, 教授 (00281874)
竹内 真理 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (00346404)
坂元 茂樹 同志社大学, 法学部, 教授 (20117576)
杉原 高嶺 京都大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 名誉教授 (30004154)
吉井 淳 明治学院大学, 国際学部, 教授 (30125687)
加々美 康彦 中部大学, 国際関係学部, 准教授 (30449889)
古賀 衛 西南学院大学, 法学部, 教授 (40128640)
田中 則夫 龍谷大学, 法務研究科, 教授 (40148391) [Withdrawn]
薬師寺 公夫 立命館大学, 法務研究科, 教授 (50144613)
加藤 信行 北海学園大学, 法学部, 教授 (60169513)
小山 佳枝 中京大学, 総合政策学部, 准教授 (60410627)
高村 ゆかり 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (70303518)
酒井 啓亘 京都大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (80252807)
浅田 正彦 京都大学, 国際公共政策研究科, 教授 (90192939)
河野 真理子 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90234096)
鶴田 順 海上保安大学校(国際海洋政策研究センター), 国際海洋政策研究センター, 准教授 (90524281)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 海洋法 / 国連海洋法条約 / 海洋環境汚染 / 大陸棚境界画定 / 深海底制度 / 国際裁判 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、法史的・理論的研究を通じて、現代の海洋法秩序が抱える法的な諸課題を解決するための理論的な基盤および将来の海洋法秩序の発展過程における課題を提示することである。研究の最終年度である平成26年度も、海洋法の現代的かつ本質的な課題について重要な研究成果を残すことができた。 まず、海洋法に関する国際紛争の解決に関する業績が挙げられる。坂元、河野は、日本、韓国、中国、東南アジアを中心とする国内外の実務家および研究者が参加する国際シンポジウムにおいて報告を行い、国際法実務の最先端で活躍する実務家達からの有益なフィードバックを得ることができた。本シンポジウムは、近隣諸国の研究者・実務家との国際的な海洋法研究交流の推進という観点からも、本研究の目的に資する有意義な機会であった。また、浅田、加藤、酒井の分担者が編集者となった図書『国際裁判と現代国際法の展開』では、海洋法に関する国際裁判例等を素材とする多数の論稿を本研究グループの分担者が執筆している。加えて、海洋紛争に関する新旧の裁判例等の研究も行い、雑誌論文や口頭報告の形で世に問うことができた。 他にも、海洋における環境保全、島嶼管理、海賊問題等、海洋法の重要テーマについて、分担者による活発な研究成果が確認できる。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(18 results)