2013 Fiscal Year Annual Research Report
EUの総合的研究/4つの視点から―ヨーロッパ・社会民主主義・福祉国家・平和主義
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23330034
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Research Institution | Seigakuin University |
Principal Investigator |
大木 雅夫 聖学院大学, 政治政策学研究科, 客員教授 (10053563)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 浩 聖学院大学, アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科, 客員教授 (20015358)
田中 拓道 一橋大学, 社会(科)学研究科, 准教授(Associate Professor) (20333586)
岡本 和彦 東京成徳大学, 人文学部, 准教授(Associate Professor) (30365001)
廣瀬 真理子 東海大学, 教養学部, 教授 (50289948)
穴見 明 大東文化大学, 法学部, 教授(Professor) (70144102)
中村 健吾 大阪市立大学, 経済学研究科(研究院), 教授(Professor) (70254373)
上原 史子 成蹊大学, アジア太平洋研究センター, 客員研究員 (70557602)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | EU / 民主主義 / 福祉国家 / 平和主義 / 政治思想 / 地域政策 / 社会保障 / 人権共同体 |
Research Abstract |
われわれは「EUの総合的研究/4つの視点から―ヨーロッパ・社会民主主義・福祉国家・平和主義」のテーマのもとに、各人の専門とする国々や専門分野を中心に、平成23年度から25年度にかけて共同研究を進めてきた。 これまでの実績としては、①ヨーロッパの政治・経済の安定のために必要な「福祉レジーム」(フランス=田中拓道、オランダ=廣瀬真理子)、②ヨーロッパの安全保障問題(ドイツ、オーストリア=上原史子)、③EUの経済政策(中村健吾)、④ヨーロッパの地域・経済政策(北欧=穴見明)、⑤旧東欧諸国のEU加盟問題(岡本和彦)、⑥EU形成の思想と歴史(大木雅夫、田中浩)など。 わが国におけるEU研究については、一国家のEUとの関連についての研究がほとんどである。しかし、EUをめぐる問題はきわめて広範多岐にわたるため、長期的・継続的な多人数による共同研究がとくに必要である。この点で、今回のような共同研究は今後のEU研究をすすめる上で一歩前進した形態といえよう。 日本は地理的にも思想的にもヨーロッパ諸国とはきわめて距離があるので、EU研究をすすめることはなかなかに難しい。しかし、世界に占める日本の位置からして、ヨーロッパやアメリカ、ロシア、中国では見えにくいことも見ることができるという利点もあるように思える。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)