2013 Fiscal Year Annual Research Report
近現代日本における都市・農村複合型産業化と生活環境に関する総合的研究
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23330112
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
中西 聡 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (20251457)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 由等 愛媛大学, 法文学部, 教授 (90326009)
井奥 成彦 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60184371)
北澤 満 九州大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (10362261)
小堀 聡 名古屋大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (90456583)
吉川 卓治 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (50230694)
西澤 泰彦 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (80242915)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 産業化 / 生活環境 / 近現代日本 / 都市 / 農村 |
Research Abstract |
本研究の第1の課題の愛知県半田の醸造家の共同調査は、知多班を中心に年間4回の調査を実施するとともに、研究も並行して進め、共同研究の成果を学術雑誌に論文として発表し、そこでは、醸造家の経営展開が地域経済に与えた影響について主に論じた。 第2の課題の愛知県一宮の織物業産地の共同調査は、尾西班を中心に尾西毛織物業における製造業者と加工業者の史料群の調査を実施するとともに、名古屋大学所蔵の愛知県一宮の呉服太物商の史料の分析も進めた。そして研究メンバーが尾西織物業についての研究成果を学会で報告した。 第3の課題の愛知県域および他地域の文献・物体調査は、愛知県域で知多醸造業・尾西織物業などと並ぶ重要な伝統産業である陶磁器業の調査を研究メンバーが行い、生活環境との関連を検討した。 第4の課題の産業化と生活環境に関する勉強会については、外部からコメンテ―ターを招くなどして年間3回行った。特に、今年度は尾西織物業についての勉強会を集中的に行った。また、各班の研究進捗状況を研究組織全体で把握するための研究報告会を行い、問題関心を共有できる外部の研究者と交流を図った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
知多班、尾西班、名古屋班ともに共同調査を定期的に進め、特に知多班は学術雑誌に共同研究成果を発表することができ、また尾西班も、研究成果を学会で報告することができたため。
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Strategy for Future Research Activity |
知多班は、学術雑誌に発表した研究成果に新たな研究成果を加えて、最終的には共著書の作成を目指すこととする。尾西班は、学会で報告した研究成果を論文に仕上げるとともに、新たな研究成果を学会等で発表することを目指す。そして名古屋班は、愛知県域の主要産業であった陶磁器業の調査を継続して行い、長野県域の共同調査も進めて、産業間・地域間の比較研究を進める。
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