2014 Fiscal Year Annual Research Report
ICTがネットワーク外部性を有する新製品の普及に与える影響に関する研究
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23330142
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
川上 智子 関西大学, 商学部, 教授 (10330169)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹村 正明 明治大学, 商学部, 教授 (30252381)
岸谷 和広 関西大学, 商学部, 教授 (40330170)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ICT / 新製品の普及 / 消費者行動 / ネットワーク外部性 / クチコミ / 電子書籍 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はICTの発達がネットワーク外部性を有する新製品の普及に与える影響に関する理論的・実証的研究である。平成26(2014)年度は、主に電子書籍リーダーの普及にクチコミやネットコミュニティが与える影響について研究した。具体的には、電子書籍リーダーが消費者にもたらす便益を機能的便益と情緒的便益に分け、読書量や紙の本に対する選好、人間の五感から得られる情報などの要因を検討した。 研究成果は計4回の国際会議で発表した。まず2014年6月にアイルランドで開催されたInternational Product Development Management Conference (IPDMC) で報告した。次に2014年7月にシンガポールで開催されたGlobal Marketing Conference においても2本の研究を報告した。さらに、2014年8月にアメリカのサンフランシスコで開催されたAmerican Marketing AssociationのSummer Educators' Conference においても1本の研究報告を行った。最後に、2014年9月にペルーのリマで行われたAmerican Marketing Science のAnnual Congressにおいては Special Sessionの登壇者の一人として、研究報告を行った。 学会発表に加え、過去に投稿した論文がJournal of Product Innovation Managementに公刊された。このように、本研究課題に関する研究実績は着実に蓄積されている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)