2013 Fiscal Year Annual Research Report
細胞メンブレントラフィック機構からみた歯周病感受性
Project/Area Number |
23390477
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
天野 敦雄 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (50193024)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保庭 雅恵 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (00303983)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | オートファジー / 歯学 / 細菌感染 / メンブレントラフィック / 細胞・組織 |
Research Abstract |
選択的な細胞内小胞輸送を制御するSNARE分子は、細胞内P. gingivalis の選別輸送も制御していると考えられる。そこで、SNAREファミリーのうち、細胞膜と初期エンドソームに局在するSNAREに焦点を当て、RNAiノックダウン法によるスクリーニングにより、全輸送経路へのSNAREの関与を解析した。その結果、P. gingivalis は歯肉上皮細胞に侵入後,初期エンドソームに存在し,輸送小胞の融合に関わるSNAREタンパク質であるVAMP2 と共局在を示すことを確認した.また,歯肉上皮細胞のVAMP2 の発現をノックダウンさせると,細胞内に存在する P. gingivalis の生存菌数が増加した.さらに,VAMP2ノックダウン歯肉上皮細胞では,感染後期においてもP. gingivalis と初期エンドソームとの共局在が多く認められた. これらの結果より,P. gingivalis の初期エンドソームから次のオルガネラへの輸送に,VAMP2 が関与する可能性が示された.
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(36 results)
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[Presentation] Tumor necrosis factor  in saliva may be a novel marker of carotid atherosclerosis: The Suita Study2014
Author(s)
Kosaka T, Kokubo Y, Ono T, Sekine S, Kida M, Kikui M, Yamamoto M, Watanabe M, Amano A, Maeda Y, Miyamoto Y
Organizer
European Stroke Conference
Place of Presentation
Nice
Year and Date
20140506-20140509
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