2014 Fiscal Year Annual Research Report
プレパレーションの普及-モバイルeラーニングを応用した実践と評価-
Project/Area Number |
23390510
|
Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
蝦名 美智子 札幌医科大学, その他部局等, 名誉教授 (10168809)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今野 美紀 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (00264531)
吉川 由希子 敦賀市立看護大学, 看護学部, 教授 (50269180)
田畑 久江 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (60323408)
小野 智美 聖路加国際大学, 看護学部, 准教授 (70304110)
佐藤 洋子 北海道大学, その他の研究科, 教授 (90162502)
楢木野 裕美 大阪府立大学, 看護学部, 教授 (90285320)
山本 真充 沖縄県立看護大学, 看護学部, 助教 (40647012)
伊織 光恵 北海道科学大学, 保健医療学部, 助教 (40736287)
|
Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
|
Keywords | プレパレーション / モバイルeラーニング / 小児 / 看護 / 普及 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はモバイルeラーニングを用いたプレパレーションのコンテンツを開発し、プレパレーションを実践的に普及することである。平成26年度は、最終年度であり、コンテンツの完成と完成品の有効性を確認することである。従って平成26年度は、昨年度までに試用したモバイルeラーニングのコンテンツを、病院の看護師の意見に従って修正し、最終のコンテンツを作成した。 コンテンツの内容は大きく2種類である。第一の学習編には、パワーポイント型(基礎編、実践編)と、ビデオ撮りによる実践例1と実践例2があり、計4コンテンツである。第二は14種類の処置場面に関するをコンテンツである:手術、点滴、エコー検査、レントゲン検査、心電図検査、CT検査、MRI、ルンバール(臥位編 座位編)、マルク、吸入、浣腸、脳波、採血、鼻腔咽頭培養。 主な修正点であるが、学習編では、分りにくいと指摘された部分の修正と語彙の統一が主である。14種類のコンテンツでは子どもに分りやすい表現や色使いを工夫したこと(例、赤をピンク:血を想定しないように)、子どもがよめるように説明文を平仮名としたこと、子どもが理解しやすいように単語毎にスペースを入れたこと、各コンテンツのタイトルにも平仮名表記を並列したこと等である。さらに、病院によって医療処置に用いる器具の違いがあることや子どもの個性によって説明表現を変える必要があるため、ナレーションを省き、各画面の下の説明文のみとした。この結果、看護師や親は説明文を参考にアドリブや修正を加えながら、その子どもに合った説明ができると考えている。最後に、各コンテンツの末尾には研究等でこのコンテンツを利用する場合の注意点をいれた。 上記の修正をおこなった後、再度、試行し、戸惑いがあるものの、当該病院あるいは子どもの個性に合わせた説明ができるようになったと評価された。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|