2015 Fiscal Year Annual Research Report
アフリカの生物資源・伝統的知識とイノベーションをめぐる総合的研究
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23402014
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
山名 美加 関西大学, 法学部, 教授 (50368148)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Kneller RobertW 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20302797)
北川 勝彦 関西大学, 経済学部, 教授 (50132329)
SHRESTHA Manoj 甲南大学, 経営学部, 教授 (90248097)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | アフリカ / 生物資源 / 伝統的知識 / 利益配分 / イノベーション / 技術移転 / 環境保全 / 知的財産 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、研究対象国である北部アフリカの二カ国、エジプトとチュニジアについて、両国から、伝統的知識の法的保護と伝統的知識活用の実態に詳しい専門家をカイロ大学及びチュニジア標準化・工業所有権局から招き、「アフリカの経済発展と法」と称する公開研究会を開催した。また、アフリカ研究を総括する意味でも、アフリカ諸国(南アフリカ、エチオピア、ケニア、ボツワナ)からのゲストとアフリカ研究者(英国、米国、ポルトガル、日本)を交えた国際シンポジウム Africa and Asia : Entanglements in Past and Present : Bridging History and Development Studiesを関西大学100年記念ホールにて開催し、南アフリカの成功事例(同国最大の国立研究機関であるCSIRの実績)を紹介しつつ、アフリカの生物資源活用の可能性について、そしてその経済的意義と課題について本研究代表者及び分担者が報告を行った。 また、現地調査としては、ボツワナにて調査を行い、MOKOLODI国立公園、ボツワナ大学を訪問し、生物多様性の研究者及びサン族(その伝統的知識がダイエット薬開発に繋がったアフリカ南部の部族)研究の第一人者らと面談し、貴重な資料の提供も受けた。さらに、熱帯地方を中心とするアフリカの生物資源収集としては、世界最高規模を誇る英国のRoyal Botanic Gardens, Kewを訪問し、生物資源収集手法とそのポリシーについて、意見聴取と資料提供を受けた。 本年度をもって、アフリカ8カ国(ケニア、タンザニア、ザンビア、南アフリカ、エチオピア、エジプト、ボツワナ、チュニジア)に対する調査が終了するが、それら8カ国の生物資源・伝統的知識を活用した産官学連携事例の実態と課題を中心に、現在、研究代表者及び分担者で取り纏めを行っているところである。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)