2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23530497
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Research Institution | Senshu University |
Principal Investigator |
大西 勝明 専修大学, 商学部, 教授 (40083654)
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Keywords | 企業内国際分業 / 電気機械工業 / 国際的ネットワーク / 技術移転:ベトナム / EMS依存:中国 |
Research Abstract |
最終年度である今年度、次の5点にわたる具体的課題を確認して、研究を推進してきた。(1)アジアの産業、企業に関する統計資料の収集。(2)ベトナム、中国での実態調査。 (3)日本国内での実態調査。(4)アジアの偉業が直面している社会的貢献、環境問題等重要課題の検討。(5)成果報告の具体化にむけて。 (1)資料、情報収集に関しては、統計資料等の収集の他、専門家からの情報収集を試みてきた。(2)海外での実態調査では、ベトナムでの調査は実行できなかったが、中国・鄭州で日系企業の生産動向について実態調査を実施し、有意義であった。(3)国内では、岡山県で工作機械メーカー、機械メーカーの近年の厳しい活動状況を確認してきた。(4)特に、中国の海外共同研究者から中国におけるPM2.5問題等環境問題の深刻さ等に対し、新たな事態の分析と対応が必要であることを確認してきた。(5)成果報告に関し、すでに、「第6章21世紀のベトナム産業の現況と課題」(小林守編著『アジアの投資環境・企業・産業-現状と展望-』)白桃書房、pp.89~121.2013。「第7章21世紀における中国の産業政策の展開-産業発展と和諧社会の形成-」(内藤光博編著『東アジアにおける市民社会の形成』)専修大学出版局、pp.159~182.2013。等において研究成果を発表している。2014年においても、日本企業の東南アジアにおけるグローバリゼイションをテーマーとした論文発表を準備しつつある。
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