2012 Fiscal Year Research-status Report
高専教員の教育力開発を目的とする,授業スキル向上支援ツール開発とICTによる共有
Project/Area Number |
23531035
|
Research Institution | Anan National College of Technology |
Principal Investigator |
坪井 泰士 阿南工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (60217370)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 嘉孝 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(大学院), 准教授 (40413786)
上杉 鉛一 広島商船高等専門学校, その他部局等, 教授 (40249842)
貝原 巳樹雄 一関工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (20290687)
小田島 本有 釧路工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (50214151)
松田 信彦 鹿児島工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (40450150)
黒田 一寿 東京工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60331998)
|
Keywords | 教育方法 |
Research Abstract |
研究代表者および研究分担者により,協力教員の授業映像,同じくインタビューを撮影し,5分程度に編集し,本事業コンテンツの作成を進めた。授業映像・インタビューを合計し,約40コンテンツを収集した。また,現在もいくつかの映像を編集中である。 当初計画を検討し,授業教材を新たに収集することとし,映像とあわせて収集することとした,開始した。このコンテンツ数の増加および授業教材収集決定により,授業スキルアーカイブの有用性が進んだ。 授業スキルアーカイブとして,コンテンツを共有するためのHP用にサーバーを設け,基本画面を作成した。この試行HPについて,研究代表・分担者以外の教員に公開し,その改善についての意見募集を開始した。この試行HPの公開により,研究代表・分担者以外の視点からのHP構成改善に関する意見が得られ,より活用しやすいものとなることが期待される。 本事業HPの独立行政法人国立高等専門学校機構研究調査室と協議し,機構関係HPとのリンクについて検討した。信頼度の高い情報としての提供により,授業スキルアーカイブの有効利用拡大の方向が期待される。 事業概要を,平成24年度全国高専教育フォーラム(独立行政法人国立高等専門学校機構主催 於国立オリンピック記念青少年総合センター 2012.3)において,研究代表者および研究分担者の2名より,それぞれ研究成果の発表,研究協力の要請を行った。これにより,高専関係者による本事業への理解が進んだと理解する。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成23年度のコンテンツ収集の遅れは改善でき,コンテンツ収集については,概ね計画どおりに進んでいる。 HP構成等についての業者との打ち合わせ,改訂等に時間を要し,その製作が遅れた。 平成23年度のコンテンツ収集の遅れを改善するため,平成24年度に多くの映像を収集したことから,その編集作業に時間を要している。編集作業従事者増により,編集作業およびHP構成改善の進捗を目指す必要がある。
|
Strategy for Future Research Activity |
本事業への協力教員をさらに増やし,計画に記すコンテンツ50を収集するべく務める。 編集作業従事者増により,編集作業およびHP構成改善の進捗を行う。 アクセスログを設けるなど,不正使用の危険を提言したweb共有方法を検討し,実施する。 本事業の有用性を高めるため,各高専へのPR活動を実施する。
|
Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
次のように予定する。これ以外は,実施報告書作成および各高専へのPR旅費に充てる。 ・映像収集旅費 15万円 ・映像編集 20万円 ・HPアクセスログ制作 20万円 ・PRパンフ制作 10万円
|
Research Products
(2 results)