2013 Fiscal Year Annual Research Report
テトラスパニンCD81を標的とした新規リウマチ治療薬および診断薬の開発
Project/Area Number |
23590102
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Research Institution | Shujitsu University |
Principal Investigator |
中西 徹 就実大学, 薬学部, 教授 (30243463)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新井 祐志 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50347449)
長塚 仁 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (70237535)
渡辺 雅彦 就実大学, 薬学部, 教授 (00182949)
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Keywords | CD81 / テトラスパニン / モノクローナル抗体 / シノビオリン / siRNA / TNFalpha / アポトーシス |
Research Abstract |
(1)これまでに樹立した抗CD81抗体のうち、特に優れたものを選抜し、リウマチモデルラットを用いて治療実験を継続した。腹腔投与のみならず局所投与についても検討した、またモデル動物としてモデルマウスの検討を行った。実験の結果、かなりの治療効果が認められるので、臨床試験に向けた検討、準備を開始したい。 (2)CD81抑制によるリウマチ治療効果の作用機序について、シノビオリンの発現抑制や炎症性サイトカイン産生の抑制効果について昨年報告したが、さらに滑膜細胞のアポトーシスとの関連について検討を行った。 (3)抗体治療薬については一定の成果を得たので、次に同様にCD81を標的とする低分子化合物についての探索研究を開始した。細部株を用いたスクリーニング条件等について検討を行った。
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