2013 Fiscal Year Research-status Report
地域医療再生のための卒前キャリアパス教育のあり方に関するプロスペクティブ研究
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23590593
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
櫻井 洋至 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80378364)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊佐地 秀司 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70176121)
山田 知美 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60363371)
太田 覚史 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (50452222)
中村 知樹 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (50467362)
村林 奈緒 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (10378416)
曽我 かおり 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (60594421)
淀谷 典子 三重大学, 医学部附属病院, 医員 (40525367)
吉山 繁幸 三重大学, 医学部附属病院, 診療従事者 (60444436)
堀 浩樹 三重大学, 事務局, 理事 (40252366)
佐川 典正 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員教授 (00162321)
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Keywords | キャリアデシジョン / キャリアパス教育 / メンタリング |
Research Abstract |
平成25年度6年生のキャリア調査を全員に実施し、データの解析を進めています。 平成24年度卒業生(卒後3年目)のキャリア調査については、平成26年3月に実施し、現在回収中です。平成25年度卒業生(卒後2年目)のキャリア調査とデータ回収、解析については、平成26年6月に実施予定です。 平成23年、24年に実施した計4回のキャリア調査結果については、平成24年の日本外科学会、平成25年の第45回日本医学教育学会で報告を行っています。 調査結果から、医師のキャリアデシジョンは新研修制度以後、卒後2年以降にシフトし、専門医修練の開始が遅れている傾向が示された。新しい専門医制度のロードマップを研修医、学生に示すとともに医師のキャリアデシジョンの形成過程を継続的に調査し、卒前教育にフィードバックすることにより目的意識を持った学習、研修を導きたし、モチベーション高い医療人の育成を行うことが必要と考えられています。 現在、3年間の調査結果の集積終了後統計解析を行い、学会並びに誌上発表を行う予定としています。また共同研究者を含む教員が中心となり、研修医、医学生、高校生を対象としたセミナーを24回、教員を対象としたメンタリング講習会や指導医講習会など10回の事業を付帯事業として、実施している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
3年間のべ6回のキャリア調査を終了し、現在最終的なデータの回収を行っているところです。全てのデータ回収の後、統計解析に入るため、研究の終了は平成26年度にまたがる予定です。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度、6月に現在卒後2年目、12月に卒後1年目の医師にキャリア調査紙を送付、回収。回収されたデータのコーディング、統計学者(共同研究者)による解析をへて、最終報告は学会並びに誌上発表を予定している。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究期間が平成23年から26年でありますが、医師のキャリアパスに対する意識を対象とした研究ですので、調査時期、データの回収、解析については平成26年度にまたがる必要が生じました。 現在卒後1年目、2年目に相当する研究協力者に対して、質問紙調査を実施、データの回収、コーディング、解析、出張、学会発表、誌上発表等のために研究費の支出を行い、平成26年度内に研究を終了する予定です。
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