2013 Fiscal Year Annual Research Report
モデル動物など多角的研究方法によるアルツハイマー病関連遺伝子の同定とその機構解明
Project/Area Number |
23591706
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
森原 剛史 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90403196)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 稔久 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10294068)
武田 雅俊 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00179649)
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Keywords | アルツハイマー病 / 多因子疾患 / 遺伝子 |
Research Abstract |
アルツハイマー病の中心病理は脳内でのAβの蓄積である。Aβ蓄積の抑制または除去はアルツハイマー病の根治的治療になると考えられ、多くの大規模な臨床研究が行われている。しかしながら、これらすべてのアルツハイマー病根治療法の臨床研究は失敗に終わっている。 我々はアルツハイマー病の中心病理である脳内Aβ蓄積量がマウスストレイン間で大きく異なることを見出した。マウスストレインの差異をトランスクリプトーム解析するというこれまでにない研究戦略を立案実行し、Aβ蓄積修飾因子KLC1 splice variant E(KLC1 E)の同定に成功した。
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[Presentation] An approach to complex disease modifier genes and mouse-to-human translation: transcriptome analysis of mouse strains reveals Alzheimer disease modifier gene2013
Author(s)
T. Morihara, N. Hayashi, H. Akatsu, M. Silverman, M. Yokokoji, N. Kimura, M. Sato, K. Kamino, Y. Yamagichi, T. Tsunoda, T. Tanaka, M. Takeda
Organizer
American Society of Human Genetics (ASHG) 2013
Place of Presentation
Boston(USA)
Year and Date
20131022-20131026
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