2013 Fiscal Year Annual Research Report
MRI情報に基づいた脳腫瘍に対する温熱・化学療法の創生
Project/Area Number |
23592107
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
松前 光紀 東海大学, 医学部, 教授 (20209604)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
厚見 秀樹 東海大学, 医学部, 講師 (30307269)
黒田 輝 東海大学, 情報理工学部, 教授 (70205243)
今井 裕 東海大学, 医学部, 教授 (70138113)
今井 正明 東海大学, 医学部, 助教 (30459424)
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Keywords | 脳腫瘍 / 温熱治療 / レーザー |
Research Abstract |
悪性腫瘍の脳内移植モデルを用いた、ターゲッティング温熱化学療法実験を行った。動物実験モデルとしては、MRIで撮像が容易な頭蓋骨の大きさと脳の容積を有すウサギを使用する。哺乳類ウイルス性腫瘍の一種であるshope papilloma(VX2)の細胞浮遊液(1X106 cell/0.025ml)を調製し、ウサギの右前頭部骨窓より前頭葉内に穿刺注入移植する。その後前頭葉内での腫瘍増殖を待ち、移植10日目にMRI装置を用いて腫瘍生着を確認した後、右前頭骨窓よりレーザー加温ファイバーを挿入し腫瘍組織を42℃に、腫瘍周辺の正常脳組織の浸潤部を40℃に加温した。その後各groupの脳組織を摘出し、腫瘍組織と腫瘍周囲健常組織における抗ガン剤濃度を測定し、ターゲッティング温熱化学療法の成果を確認する。治療効果の判定は、経時的なMRI撮影による腫瘍縮小率と、最終的には病理組織学的検討により行う。薬物動態の検討は、各groupの脳組織を摘出し、腫瘍組織と腫瘍周囲健常組織における抗ガン剤濃度を測定し、ターゲッティング温熱化学療法の成果を確認した。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] Partial splenic embolisation using n-butyl cyanoacrylate: intraprocedural evaluation by magnetic resonance imaging2013
Author(s)
Koizumi J, Ito C, Wray R, Myojin K, Hashimoto T, Nagata Y, Yamamuro H, Tsuji T, Ichikawa T, Shiraishi K, Kagawa T, Mine T, Watanabe N, Matsumae M, d'Othee B J
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Journal Title
Eur Radio
Volume: 23
Pages: 1429-1442
Peer Reviewed
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