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2012 Fiscal Year Research-status Report

急性肝炎時におけるビタミンE誘導体ETS-GS投与の改善効果の検討

Research Project

Project/Area Number 23592260
Research InstitutionOita University

Principal Investigator

新宮 千尋  大分大学, 医学部, 准教授 (30295191)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 野口 隆之  大分大学, 医学部, 教授 (90156183)
Keywords急性肝障害 / 新規ビタミンE誘導体 / 臓器障害 / 肝機能異常 / 治療薬開発
Research Abstract

昨年度の報告書にて記載したように、アセトアミノフェンを用いた急性肝炎モデルにおける新規ビタミンE誘導体ETS-GSの改善効果とそのメカニズムについての検討では、ETS-GSの有効性と抗酸化能やグルタチオン含有製剤であることからその有効性、有用性を明らかにすることができた。そこで、当初の予定に基づき本薬剤の投与安全性についてラットを用いて検討を行ったところ、昨年の研究にて効果のあった投与量の10倍量でも、腎機能等の影響はなく、主要臓器におけるHE染色による影響評価でも、正常コントロール群と比較して、特記すべき変化所見を得ることはなかった。また、更なる検討として四塩化炭素誘発急性肝炎モデルでの検討を開始するため、ラットモデル作成の準備に取り掛かっているが、現時点では容量検討段階で、急性肝機能障害モデルを作成するのに非常に難渋している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初より計画していた実験において、モデル作成や解析を行うにあたって想定以上に時間を要している。この原因として、当教室において初めての実験モデルであり、モデル作成における最適条件の設定やその後の解析方法において検討を繰り返したため時間がかかってしまった。しかしながら、現時点では順調に結果が出ており、最終年度に向けて、当初予定していた目標の達成のために、実験を進めていく予定である。

Strategy for Future Research Activity

次年度は本研究課題における最終年度に当たる年となる。そこで、現時点までのデータをまとめそして解析することで、今までの研究で分かったことまたわからないことを理解する。その上で、最終年度に行うべき実験課題に優先順位をつけ、最終的な結果としてまとめていく。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

該当なし

URL: 

Published: 2014-07-24  

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