2013 Fiscal Year Annual Research Report
言語と顎発育の充足と侵襲低減をめざした口唇口蓋裂治療体系の開発
Project/Area Number |
23592911
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
三古谷 忠 北海道大学, 大学病院, 准教授 (10181869)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今井 智子 北海道医療大学, 心理科学部, 教授 (60260907)
小山 明彦 北海道大学, 大学病院, 講師 (70374486)
佐藤 嘉晃 北海道大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (00250465)
須佐美 隆史 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (80179184)
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Keywords | 歯学 / 臨床 / 口唇口蓋裂 / 口蓋形成術 / 顎発育 / 多施設比較 |
Research Abstract |
【目的】北海道大学病院高次口腔医療センター(当センター)ではHotz床を用いた術前顎矯正治療と二段階口蓋形成術を組み合わせたプロトコールを用いてきた。一方、当院形成外科(形成)ではHotz床を用いた術前顎矯正治療とPushback法を併用したプロトコールにより、琉球大学医学部附属病院歯科口腔外科(琉大)ではHotz床を用いた術前顎矯正治療と粘膜弁変法を併用したプロトコールにより、それぞれ一貫した口唇口蓋裂治療を実施してきた。これら3施設の異なる一次治療プロトコールにより治療を行った片側完全唇顎口蓋裂症例の咬合関係の成績を比較検討した。【対象と方法】対象は、正期産, 合併異常なしの基準を満たす片側完全唇顎口蓋裂とした。当センターでは1995年から登録された連続症例31例で、形成では1995年から登録された連続症例37例、琉大では資料の整っていた15例であった。上下顎の歯列模型を5-year-olds’ indexとHuddart/Bodenham indexにより評価した。【結果と考察】5-year-olds’ indeのスコアの平均値に有意差はなかった。スコアの分布に有意差を認めた。Huddart/Bodenham indexのスコアの平均値に有意差はなかったが、major segmentのスコアの平均値において当センターと形成に、またminor segmentのスコアの平均値において当センターと形成、ならびに当センターと琉大に有意差を認めた。当センターは他施設と比べて上顎のcollapseは小さい傾向があった。しかし、両indexのスコアの平均値に有意差がなかったことから、習熟度の高い術者が適切なプロトコールにしたがい治療すれば、口蓋形成術の時期や術式が異なっても比較的良好な結果が得られるのではないかと考えられた。
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Research Products
(7 results)
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[Presentation] Comparison of Dental Arch Relationship Outcomes between One-and Two-Stage Palatoplasty in Unilateral Cleft Lip and Palate2013
Author(s)
Toyoko Shibukawa, Tadashi Mikoya, Yusuke Matsuzawa, Yumi Ito, Izumi Sogabe, Kanchu Tei, Akihiko Oyama, Yoshiaki Sato, Toshihiko Tengan, Takafumi Susami
Organizer
12th International Congress on Cleft Lip/Palate and Related Craniofacial Anomalies
Place of Presentation
Hilton Orlando Buena Vista, Orlando Florida USA
Year and Date
20130505-20130510
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