2014 Fiscal Year Annual Research Report
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23593130
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| Research Institution | Mie University |
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Principal Investigator |
後藤 姉奈 三重大学, 医学部, 講師 (80420389)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久田 雅紀子 三重大学, 医学部, 助教 (70437101) [Withdrawn]
川島 珠実 四日市看護医療大学, 看護学部, 助手 (20551245)
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| Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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| Keywords | 師長 / 看護管理 / キャリア開発 / 成長 / 看護管理者育成 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
師長に昇進したばかりの新任師長は、様々な困難を日常的に感じているとの先行研究の結果をもとに、本研究では新任師長が困難な事象を乗り越えて、師長として成長する過程、師長職に適応・順応していく過程を明らかにすることを目的としている。
本研究の対象は、師長昇進1～2年目の新任師長と7年目以上の師長である。新任師長については、縦断的面接調査を1年間に1回、平成24～26年度にかけて3年間継続して実施した。昇進7年目以上の師長の面接調査は平成25年度に終了している。平成26年度はデータ分析と結果の考察を進めた。分析の基本は、質的帰納的分析法である。具体的な分析の手順は、まず対象者・面接年度別に印象的な経験・出来事を抽出し、それに対する意味づけや認識を解釈した。その作業を1年間ずつ3年間分繰り返したのち、3年間分のデータをまとめ、対象者ごとの3年間の全体分析を行った。3年間を通じて、同じ経験・出来事について語った師長はいなかった。対象者ごとの全体分析ののち、全対象の全体分析を統合し、最終的に結果をまとめた。
昇進7年目以上の師長のデータについては、新任師長の成長過程をより焦点化するために、新任師長のデータとの類似性や関連性、相違点等を比較するために用いた。昇進7年目以上の師長は、新任師長時代を俯瞰的な視点で捉えることが可能となっており、師長の成長過程を分析するうえで有用なデータとなった。こちらの対象の一部データは抜粋し、「師長昇進後の体験から探る師長のキャリアストーリー」として分析し、成果を報告した。＜自分の目で見て判断し、課題を明らかにする＞＜手を尽くして、やれる限りのことをやる＞＜無我夢中になる＞＜支えに救われる＞＜自他が期待する師長像を追及する＞の５つのテーマが明らかとなった。
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Research Products
(1 results)
