2014 Fiscal Year Research-status Report
「メタ認知能力」測定尺度・強化教授法の開発-看護実践能力持続的向上のために-
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23593131
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Research Institution | Kyoto College of Nursing |
Principal Investigator |
久留島 美紀子 京都看護大学, 看護学部, 准教授 (50310628)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
足立 みゆき 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20263494)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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Keywords | 看護教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は前年から引き続き、メタ認知測定尺度の精度の確認とメタ認知を強化する教授法の検討を行った。 1)看護学生のメタ認知を測定する尺度の開発においては、プレテストの結果、信頼性係数の低い項目があり、検討を行ったところ、構成概念の再確認が必要であるという結論に達し、継続して検討することとなった。しかしながら、この検討に時間を要してしまった。 2)メタ認知を強化する教授法のとして、ICTを用いた教育手法に関する資料の収集等を行ない、その可能性を検討した。その結果、教育分野における最先端ICTの利活用に関する調査が行われていた。しかし、最先端ICTを導入することは現状では困難であるため、学生がすでに持っている端末の利用が現実的であると考えられた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
看護学生のメタ認知を測定する尺度の開発において、プレテストの結果、信頼性係数に低の低い項目があり、構成概念の再検討を行ったが、この検討に必要以上に時間を要してしまった。その理由は、所属機関における業務時間が当初の予定以上に多かったこと、また、研究分担者の都合により、十分に会議をもつ時間が取れなかったことが挙げられる。このような進捗状況を鑑みて、研究期間を1年延長することを申請した。
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Strategy for Future Research Activity |
看護学生のメタ認知を測定する尺度の開発において、プレテストの結果、信頼性係数に低の低い項目があり、構成概念の再検討を行ったが、この検討に必要以上に時間を要してしまった。その理由は、所属機関における業務時間が当初の予定以上に多かったこと、また、研究分担者の都合により、十分に会議をもつ時間が取れなかったことが挙げられる。このような進捗状況を鑑みて、研究期間を1年延長することを申請した。
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Causes of Carryover |
平成26年度は研究成果を発表するための学会参加時の旅費として予算を申請していた。しかし、研究の進捗に遅れが生じたため成果発表を見合わせた、そのため未使用額が発生した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
今年度は研究を推進に向けた情報収集と調査、および成果報告のための旅費として資金を使用する予定である。
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