2011 Fiscal Year Research-status Report
日常生活行動の拡大支援における清拭技術の活用に関する基礎研究
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23593151
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Research Institution | Ibaraki Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
松田 たみ子 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (60239035)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 由紀 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90304592)
村上 礼子 自治医科大学, 看護学部, 准教授 (60320644)
青木 健 日本大学, 医学部, 助教 (60332938)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 清拭 / 生理的効果 / 温度 / 圧力 / 体型 |
Research Abstract |
研究構成メンバー間で、これまでの研究成果を踏まえた今後の課題について整理し、研究課題を明確にする打ち合わせを行った。それに基づきデータ解析に関する環境を整備することに着手した。しかし、メインとなるデータ収集機器の整備がはかどらず、事実上、研究データ収集については取り書かることができなかったため、平成24年度に集中して進めることとした。実施した内容は、データ収集用消耗品、解析用ソフトウエアの導入、恒温槽の整備等を行い、研究計画の倫理審査を受ける準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成23年度の研究目的の達成度は10%程度でほとんど進めることができなかった。理由は研究代表者の松田の学内での役割が変わり、研究の実施の時間が物理的(精神的のほうが大きい)に取れなかったことが大きい。そのため年度途中から、24年度での実施に重きを置くことを決定した。
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Strategy for Future Research Activity |
共同研究者と協働し23年度と24年度に予定していた計画を進めることを目標に、7月までにデータ収集用の機器を整備、8・9月に集中してデータ収集を行い、以後12月まで、被験者と調整し継続的にデータ収集と解析を進める。内容は「標準」「痩せ」「肥満」の各体系の被験者各10名以上を目標とし、ベッドの拳上角度の違い、温度および圧力の違いに関するデータ収集を予定している。今年度の成果は25年に開催される看護研究学会に発表すべくまとめる予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
7月までにMem Calc/Tonam2Cおよびアナログ入力インターフェイス等一式(1,937,250円)を整備する。平成23年度に配分を得た研究費の未使用分をMem Calc購入に充てる。その他の費用は、機器に関する消耗品および体温測定機器等の小機器の追加購入と研究協力者への謝金、研究の打ち合わせ旅費および研究成果の発表旅費等に使用予定である。今年度は研究の推進に合わせて研究経費を適切に執行するよう努めたい。
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