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2012 Fiscal Year Research-status Report

自己評価に基づく自施設完成型教育担当者育成プログラムの精錬

Research Project

Project/Area Number 23593200
Research InstitutionTenri Health Care University

Principal Investigator

西山 ゆかり  天理医療大学, 医療学部, 准教授 (50320940)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 和住 淑子  千葉大学, 看護学研究科, 教授 (80282458)
黒田 久美子  千葉大学, 看護学研究科, 准教授 (20241979)
佐藤 まゆみ  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (10251191)
三谷 理恵  神戸大学, 保健学研究科, 助教 (70437440)
室屋 和子  産業医科大学, 産業保健学部, 准教授 (50299640)
Keywords人材育成 / 看護管理 / 教育担当者 / 教育責任者 / 新人看護師 / 教育プログラム
Research Abstract

我々は、平成20年から教育担当者育成のための教育プログラムを開発してきた。平成24年度からは、開発したプログラムの精錬を目的に以下の3点について取り組んできた。
①昨年から取り組んでいた、教育担当者の能力がモデルプログラムの活用によって向上したかを評価する、自己評価票の信頼性の検討と妥当性の検討を量的に分析している途中である。
②昨年度に引き続き、新たに6施設に、各施設の教育カリキュラムに我々が開発したプログラムを基に自施設独自の教育プログラムを作成して運用しもらっている。
③H23年に運用した施設の教育担当者のインタビュー等の分析から、プログラム運用上の課題として、研修企画者である教育責任者向けの支援プログラムが必要であることが明らになった。そこでプログラムの精錬に向けて、プログラムを使用した施設の教育責任者に、「運用上での問題点」について、プログラムの終了後の次年度にインタビュー調査を実施することにした。
④上記③で明らかになった問題点を踏まえて、平成24年12月にプログラムを運用した施設の教育責任者に集まっていただき専門家会議を実施し、プログラム運用の問題点についての意見交換を行った。立案したプログラム研修を実施することで、病院側の期待される成果として、教育担当者研修のプログラムをもつ病院では、もともとのプログラムと比較して、教育担当者の能力向上があること。ない病院では、新たなプログラム作成・導入ができること。教育担当者の能力向上の評価をすることが今までの研修ではなかったが、プログラム導入前後で評価ツールによる評価が可能であること。教育責任者が研修を受けて、目標達成することで、教育担当者を育成することができ、新人看護師の能力向上につながる。という3つのことが確認された。今後は教育責任者が企画運営できる能力を育成する研修プログラムも組み込んでいく必要があることが明らかになった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本来の実施計画では、プログラム運用した施設の教育担当者へのインタビューが終了している段階であるが、実際には、前年度にプログラムを運用した2施設のインタビュー分析の段階で、プログラムの企画運営をする立場にある教育責任者向けの研修が必要であることが明らかになり、研究計画の大幅な修正が必要となった。
急遽、12月に教育担当者に集まった頂き専門家会議を開催し、今後の方向性を決定した。

Strategy for Future Research Activity

5月~6月:昨年プログラムを運用した6施設の教育責任者にインタビューの依頼を行う。
7~10月:インタビューの実施と分析を行う。
9月までに評価ツールの分析を終了し、評価ツールを完成させる。
11月:プログラム運用のために研修案の作成(テキスト)
1~3月:プログラムの修正

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

評価ツールのデータ入力・分析(50万円)
6施設のインタビューの旅費(20万)・謝礼(2万)・逐語録(5万)
プログラムの運用に関する研修会費・調整会議(残りの金額を使用)

URL: 

Published: 2014-07-24  

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