2012 Fiscal Year Research-status Report
前向きコホート研究による要介護高齢者との死別が家族介護者の健康へ及ぼす影響の解明
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23593382
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Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
桂 晶子 宮城大学, 看護学部, 准教授 (00272063)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長澤 治夫 宮城大学, 看護学部, 教授 (30295381)
萩原 潤 宮城大学, 看護学部, 准教授 (90347203)
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Keywords | 要介護高齢者 / 家族介護者 / 死別 / 在宅看護 |
Research Abstract |
本研究は、在宅要介護高齢者の家族介護者の身体的精神的健康、QOL、ソーシャルサポート等を前向きに追跡観察することにより、家族介護者の健康状態とその経過を明らかにし、更に、在宅要介護高齢者との死別が、介護者の健康とQOLに及ぼす影響を解明するこをと目的とする。 そこで平成24年度は、23年度に実施したベースライン調査(在宅要介護高齢者476人へ記名自己記入式質問紙調査を配布)の結果を受け、その有効回答者を対象として第1回追跡調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成23年度のベースライン調査の実施時期が東日本大震災等の影響により当初予定より遅くなり、そのため、第1回追跡調査の開始時期が遅れたため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成23年度はベースライン調査、24年度は第1回追跡調査、そして今年度の25年度は第2回追跡調査を実施する。また、ベースライン調査と第1回追跡調査の結果をまとめ、成果発表に向けて準備を進める予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度の研究費については、施設備品費は計上しておらず、研究費は主に、第2回追跡調査を実施するための費用(郵送料、調査協力への謝礼の粗品)、調査実施の際の補助者への謝金、ベースライン調査の成果発表のための旅費等に使用する予定である。
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