2011 Fiscal Year Research-status Report
幼稚園児の家庭内受動喫煙状況と家族の意識-尿中コチニン測定と質問紙調査から-
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23593395
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
坂東 春美 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (00458027)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 亨 群馬大学, 保健学研究科, 教授 (80174936)
濱田 薫 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (80228535)
城島 哲子 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (80267872)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 受動喫煙 / 禁煙 / 行動変容 / 子ども |
Research Abstract |
目的:本研究の目的は,幼稚園児の受動喫煙状況を尿中コチニン値により把握し,その結果を同居喫煙者に通知することで,同居喫煙者の禁煙に向けての行動変容段階が,変化するかどうかを明らかにすることである.また,行動変容段階が変化するもの者と,変化しない者の要因を明らかにすることである.研究デザイン:幼稚園単位に割付けた比較介入調査を行う.対象:幼稚園児をもつ喫煙者とした.方法と研究期間:介入群と対照群の禁煙意識や喫煙状況等を調査し,介入群には幼稚園児の尿中コチニンを測定して,結果通知直後と1年後の禁煙の行動変容におけるステージの変化を比較する.期間は平成23年12月~平成26年3月とし,その内の約1年間とする.目標対象者数:介入群と対照群それぞれ130人,計260 人とした.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2011年度は、4~ 8月に子どもの受動喫煙と禁煙支援の動機づけを中心に最新の文献レビューを,8~12月にデータ収集準備として質問紙作成,協力者との調整および倫理審査の承認を,1~ 3月に参加協力者の募集と,データ収集を実施した.目標対象者数に満たないため,協力者の依頼に時間を要した.
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Strategy for Future Research Activity |
調査対象者の目標対象者数を満たすため更に協力者の依頼を行う.現在の参加協力者には,尿のコチニン測定と結果の返送を行い,その結果を確認した喫煙者から,禁煙に対する行動変容ステージの変化を測定する.さらに第1回データ収集を踏まえ,第2回データ収集を実施し,1年後の禁煙に対する行動変容ステージと採尿を実施し,ステージの変化と受動喫煙を検証する.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
2012年度は,協力者の依頼・自記式質問紙調査・尿検査実施および解析・協力者への謝礼・検査結果通知・再自記式質問紙調査,再尿検査実施および解析・集計および結果分析・研究発表等に使用する計画である.
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