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2014 Fiscal Year Annual Research Report

子ども虐待予防に資する「ソーシャル・キャピタル」醸成方法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 23593405
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

金子 仁子  慶應義塾大学, 看護学部, 教授 (40125919)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 三輪 眞知子  梅花女子大学, 看護学部, 教授 (10320996)
Project Period (FY) 2011-04-28 – 2015-03-31
Keywordsソーシャル・キャピタル / 子育て / 保健師 / コミュニティ・ミーティング / 主任児童委員 / 自治会 / 行政 / 世代間交流
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、地域の子育て支援のためにソーシャルキャピタル醸成することをめざしてコミュニテイ・ミーテイングという手法を用いある地区に介入し、そのプロセスを記述し、コミュニテイ・ミーテイングの意義を考察することである。
最終年度の今年度は、昨年実施したコミュニテイ・ミーテイング直後のインタビューの分析を行うとともに、一年後インタビューを関係者7名,またコミュニテイ・ミーテイングを契機に実施し始めた「子育て広場」の関係者にグループインタビューを行った。1年後インタビューでは、「参加者の中には普段は遠慮していて思いを口にすることはないのにコミュニテイ・ミーテイングに参加した時は言語化できた人がいたと思う。そのことにより、子育て中の親子の交流する場の必要性が地域の方々に理解され、実施に向けての熱意ある人が行動に移せたことがよかった」という意見があった。またコミュニテイ・ミーテイングを契機に開設されるようになった「子育て広場」では、自治会役員・民生児童委員の方が参加しているので、いままで顔合わせることがなかった子育て世代と知り合う機会となっているとのことである。
この「子育て広場」において本研究で新聞発行を担ってきた学生が自分たちで作成したシナリオを基に2回劇を演じ、参加した親子に大変好評であった。本大学の研究発表の場(オープンリサーチフォーラム)で、「地域の絆づくり」についてセッションを行った。新聞発行も今年度内に3回行い、4年間で9号発行した。
本研究の経緯は、初年度はフィールド獲得とフィールドへの参加協力依頼と、地区の現状把握のために地区事業への参加や関係者へのインタビューを行った。2年目には、地区状況把握のための調査実施、コミュニテイ・ミーテイングの実施のための準備会を2回実施した。3年目には住民・行政・大学の3機関によるコミュニテイ・ミーテイングを実施、今年はまとめた。

  • Research Products

    (2 results)

All 2015

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] A study of a method to strengten community enpowerment for children care2015

    • Author(s)
      Masako Kaneko
    • Organizer
      The6th International Conference on Community Health Nursing Research
    • Place of Presentation
      Cultural Centre, Seoul National University, Seoul, South Korea
    • Year and Date
      2015-08-21 – 2015-08-21
  • [Presentation] 子育て支援のためのソーシャルキャピタル醸成に関する研究 A地区におけるコミュニティ・ミーティングを通して2015

    • Author(s)
      金子仁子、佐藤美樹、標美奈子、三輪眞知子
    • Organizer
      第3回日本公衆衛生看護学会学術集会
    • Place of Presentation
      神戸国際会議場
    • Year and Date
      2015-01-11 – 2015-01-11

URL: 

Published: 2016-06-01  

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