2014 Fiscal Year Annual Research Report
訪問看護における皮膚排泄ケア認定看護師による褥瘡コンサルテーションシステムの拡充
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23593452
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Research Institution | Gunma Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
飯田 苗恵 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (80272269)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 美雪 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (90554402)
福島 昌子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (20352619)
狩野 太郎 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (30312896)
棚橋 さつき 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 教授 (30406300)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | 訪問看護 / 皮膚・排泄ケア認定看護師 / 褥瘡 / 情報共有システム / 相談活動 / コンサルテーション / データベース |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、皮膚・排泄ケア認定看護師(以下コンサルタント)が在籍する訪問看護ステーションが他事業所の相談に対応する褥瘡コンサルテーションシステムを情報技術による迅速で標準化した多機関協力システムとして拡充することである。 情報技術による迅速化では、コンサルタントの電子媒体記録の分析により、コンサルタント、相談者の訪問看護師(以下コンサルティ)、褥瘡を有する療養者(クライアント)、訪問看護指示医の電子化を行った。FileMakerで褥瘡データベースを構築し共有するため、iPad、コンサルタントPC、管理者用PC、MacOSXServer、モバイルルーターを用意した。FileMakerで作成した褥瘡データベースは、サーバーで一元管理し、各端末より公衆回線または、社内LANや自宅よりアクセスできるようにした。また、iPadにはモバイルルーターを用意し、担当者が現場での情報確認や入力を行えるようにした。褥瘡データベースの構成は、患者基本情報、患者詳細記録、局所ケア記録の3つのテーブルをメインとし、それに対応した画面構成とした。患者基本情報には、住所や生年月日、患者ID等の不変的な情報をコンサルタントが入力する画面とした。また、患者詳細記録については、検査データや体重等、変化する情報をその都度記録できるようにし、局所ケア記録については、主にiPadで現場担当者が、褥瘡の状態を記録する画面とし、写真の記録もできる構成とした。 患者詳細記録と局所ケア記録については時系列にデータを閲覧できるように工夫した。データーベースへのアクセスには、端末ごとにアクセスパスワードを設けるとともに、全端末についてVPN(仮想プライベートネットワーク)でのみアクセスできるように設定し、セキュリティに配慮を行った。
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Remarks |
岡部美保氏は本研究の研究協力者である。
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Research Products
(4 results)