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2013 Fiscal Year Annual Research Report

訪問看護師の人材育成を目的としたキャリア形成ラダーの開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 23593467
Research InstitutionJunshin Gakuen University

Principal Investigator

小森 直美  純真学園大学, 保健医療学部, 准教授 (70438307)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 二重作 清子  純真学園大学, 保健医療学部, 教授 (70321221)
山崎 律子  福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (70321304)
林 さやか  福岡県立大学, 看護学部, 助手 (80612960)
新開 博  純真学園大学, 保健医療学部, 助手 (30711436)
Keywords訪問看護 / 訪問看護師教育
Research Abstract

本研究は訪問看護ステーションで働く訪問看護師を育成することを目的としたキャリア形成ラダー(以下、本ラダーとする。)を開発し、その有効性を検討するものである。本ラダーは、①5段階キャリア形成ラダー、②利用者、家族からの「ことばの花束」、③覚書、④訪問看護師ポートフォリオからなる。
今年度は、これまでに抽出した訪問看護師のキャリア形成要因をもとに本ラダーを開発し、協力の得られた5施設、22名の訪問看護師に実際に活用してもらった。本ラダー活用後、無記名自記式質問紙を配布、封入後ボックスへ投函する形式で訪問看護師からの意見等を求めた。
結果、1.訪問看護師の年齢内訳は、30代3名(14%)、40代12名(54%)、50代7名(32%)であった。訪問看護師歴は7.8年、開始時の本ラダー平均は3であった。2. 本ラダーが訪問看護師のキャリア形成に役立つと答えた看護師は16名(72%)、役に立たないと答えた看護師はいなかった。3.利用者、家族からの『ことばの花束』が訪問看護師のキャリア形成に役立つと答えた看護師は15名(68%)であった。自由記述には、「自分自身を振り返る良い機会となった」、「自分のレベルを知り目標設定を明確にすることができた」等、対象者全員から肯定的な意見が得られたことから、本ラダーは自らを振り返るきっかけとなるとともに、自らの目標設定を明確にすることができると考えられた。活用期間が短かったこと、活用前後を比較しラダー段階が上昇したと述べた看護師は6名(27%)であったことから、本ラダーで訪問看護師のキャリアが形成されるとはいえないものの、訪問看護師がキャリアを形成する役割の一助を果たすことができると考えられる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 訪問看護師の判断力を育む方法の検討2013

    • Author(s)
      山崎律子 小森直美 堤千代 林さやか 小川有希子
    • Journal Title

      日本看護学会論文集地域看護

      Volume: 第43回 Pages: 115-118

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2015-05-28  

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