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2014 Fiscal Year Research-status Report

在宅高齢者における介護予防に向けたフットケアプログラムの検証および提唱

Research Project

Project/Area Number 23593491
Research InstitutionThe Japanese Red Cross Kyushu International College of Nursing

Principal Investigator

姫野 稔子  日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (50364188)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小野 ミツ  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60315182)
稲留 由紀子  日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 助教 (20441876) [Withdrawn]
孫田 千恵  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80389501) [Withdrawn]
原田 紀美枝  日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 助教 (90730789)
Project Period (FY) 2011-04-28 – 2016-03-31
Keywords介護予防 / フットケア / 介入指導 / セルフケア
Outline of Annual Research Achievements

平成26年度までの研究実績であるが、まず、介入指導を実施する高齢者福祉施設関連の職員を募集した。多数の施設からの応募があったため、実施する施設を決定した。しかしながら、これら3施設のみならず、応募があった全員施設に対して、フットケア講習を90分×3講座(実技も含む)を開催した。これは、応募施設全体にも益をもたらすべきであると考えたためである。研修終了後は、決定した3施設それぞれを利用する高齢者に研究参加の募集を行い、研究参加に同意が得られた者に対して、フットケア介入を行った。介入指導については、研修を受けた施設スタッフが行うが、知識的・技術的に不慣れであり、かつ、身体侵襲が生じる危険性も考えられたため、研究者が毎回同席した。介入に先立ち、高齢者の状況を把握するために、足部の形態・機能、立位・歩行能力を測定し、介入を開始した。また、介入予定であった介入6回目が終了した後に、介入前を同様に足部の形態・機能、立位・歩行能力を測定し、介入による変化および介護予防への効果を明らかにした。これらの結果は、前科研費を充て、研究者が介入指導した時と同様の結果が得られえることの証明となった。一方で、指導介入するそれぞれのスタッフと介入される側の高齢者の会話を録音し、指導の中でどのような会話のやり取りが行われているのかについての逐語録を作成した。実際に今年度は逐語録の分析により、介入指導のためのDVDと冊子を作成するためにシナリオ等を作成する予定であったが、想定外の業務のために研究期間を延長せざるを得ない状況となった。研究費の持越しの申請手続きは終了している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成26年度は、研究計画を立案した時には予測できなかった業務(海外からの研究生の受け入れおよびJICAインドネシア看護実践能力向上プロジェクト(老年看護)のコースリーダー)が入り、唯一、研究時間として確保できる予定であった夏季休暇の時間がとれなかったため。

Strategy for Future Research Activity

今年度もJICAインドネシア看護実践能力向上プロジェクト(老年看護)のコースリーダーの業務は継続するが、前期には時間の確保ができそうであるため、逐語録の分析・冊子の内容・DVD作成を行っていく予定である。

Causes of Carryover

先にも研究遅延の理由で述べたとおり、予定外の業務が重なり、研究時間の確保ができなかったため、予算を予定通り使用する機会が得られなかったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

今年度の年間スケジュールは確定しているため、研究時間の確保を行い、残りの研究を遂行する。

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Published: 2016-05-27  

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