2012 Fiscal Year Research-status Report
音フィードバックによる高度な姿勢制御スキル獲得のための学習支援システムの開発
Project/Area Number |
23650409
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
山際 伸一 筑波大学, システム情報系, 准教授 (10574725)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福本 昌弘 高知工科大学, 工学部, 教授 (70299387)
山本 裕二 名古屋大学, 学内共同利用施設等, 教授 (30191456)
和田 耕一 筑波大学, システム情報系, 教授 (30175145)
宮崎 真 山口大学, 学内共同利用施設等, 教授 (30392202)
市川 浩 福岡大学, スポーツ科学部, 助教 (20375463)
門田 浩二 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50557220)
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Keywords | 運動とトレーニング / センサ / 聴覚 / フィードバック |
Research Abstract |
(大テーマ2) 音フィードバックを実現するセンサシステムの開発と、昨年度行った実験のデータを多面的に解析することを重点的に行った。 昨年度行った歩行実験については、ヒトの運動系の成長に視覚が関わるヒントを得た。これについては現在、論文としてまとめているところである。 また、音声フィードバック機能付きのセンサーハードウェアのプロトタイプを作成した。ハードウェアには、ステレオ音声出力、16Gの加速度、2000dpsの回転角速度を計測できるセンサを搭載し、Bluetoothによる無線通信機能をもつ。センサは内蔵のハードウェアおよびプロセッサで制御され、200Hzの分解能で16チャネルの計測ができ、48ビットPCMステレオでの音声出力変換が可能である。ゴルフ、および、ブランコ、および、雪上でのスキーのパラレルターンにて、実験を行った計測データを元に、オフラインでの音変換をエミュレートしながら、音声変換系を現在実験し、キーとなる音声変換パラメタを同定しているところである。実験から得た知見として、通信機能の貧弱さが露呈した。センサデータのチャネル数、および、ビット数が増えたため、記録したデータの読出しを現場でより高速に必要があることがわかり、再設計が必要である事がわかった。また、音声をリアルタイム処理するためには多くの変換処理をハードウェアで実装しなければならないこともわかった。来年度は、これらの問題点を克服する新たなセンサーハードウェアの開発を目指す。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
音声フィードバックハードウェアを制作し、基本的な知見を得られ、さらに、そのハードウェアを使った基本実験まで行い、音声変換エミュレーションまでの試行ができているため。
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Strategy for Future Research Activity |
センサーシステムの改良を迅速に行い、来年度の冬にスキー実験ができるように備える。また、スキー実験までに、音声への変換のパラメタを確定し、実利用可能なハードウェアを実装していく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
センサーハードウェアの改良と量産を予定するため、その実装費用、および、部品費用を必要とする。また、実験への旅費(スキー、ゴルフ)および、研究グループでの打合せミーティングを予定している。
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Research Products
(1 results)