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2011 Fiscal Year Research-status Report

亜熱帯島嶼域における「小さな島」の多様性に関する学融的研究

Research Project

Project/Area Number 23651256
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

河合 渓  鹿児島大学, 国際島嶼教育研究センター, 教授 (60332897)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 野田 伸一  鹿児島大学, 国際島嶼教育研究センター, 教授 (60112439)
長嶋 俊介  鹿児島大学, 国際島嶼教育研究センター, 教授 (10164419)
山本 宗立  鹿児島大学, 国際島嶼教育研究センター, 准教授 (20528989)
Project Period (FY) 2011-04-28 – 2013-03-31
Keywords多様性 / 小さな島 / 亜熱帯 / 南西諸島 / 鹿児島
Research Abstract

本研究の最終目標は鹿児島県の亜熱帯島嶼部の「島」を一つの世界と捉え、自然科学的社会科学的多様性維持機構を検討し、モデル「亜熱帯島嶼における多様性モデル」を構築することである。研究期間内では典型的な「小さな島」を8つ選び、簡易モデルの構築を目指す。その方法として、異なる分野の研究者が以下の2つの同じ視点を共有し、統計解析「共分散構造分析」にて、文理融合的学問「学融的研究」を推進する。この時研究者は必ず南北に広がる島嶼の分布に注目し研究を行う。また、可能であれば、時間軸:短期的な時間(例えば年齢による文化への認識の違いなど)と長期的な時間(例えば遺伝的な変化など)、での変化にも注目する。 本年は鹿児島県甑島をメインの島と捉え、その他に屋久島、中之島、硫黄島を対象に調査を行った。生物多様性では海水とそこに生息する濾過食者を対象に安定同位体の測定を行い島の景観などによる変化について検討している。また、文化的には主に文献からその多様性について検討を行い、実際に現地に入りその多様性についての現状について検討を行った。農業の多様性については生息する種について文献で検討し、実際に栽培している種などについて現地で調査を行った。これらの成果を元に、島々の違いによる多様性に影響を与える要因について検討を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究では、新しい分野の構築、そして新しい方法論の展開を検討している。しかし、様々な検討を行っているが、一年では十分な関連データーを取得できておらず、二年目の成果も入れ多くのデータを元に解析をする必要がある。そのため、一年目のデーターだけでは十分な成果を得ていない。しかし、これはある程度想定された範囲で、二年目の成果を入れると新たな展開が進と考えている。

Strategy for Future Research Activity

今年度の成果をより早く得ることにより多くのデータを元に再解析を進める予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

多くは小さな島に行くためや成果報告のための旅費であるが、その成果を出すための翻訳・報告書や書籍などの出版関連に使う予定である。

URL: 

Published: 2013-07-10  

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