2013 Fiscal Year Annual Research Report
振動覚を利用した動的かつ方向性を有する警告情報提供手法の開発
Project/Area Number |
23656322
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Research Institution | Kochi University of Technology |
Principal Investigator |
熊谷 靖彦 高知工科大学, 地域連携機構, 教授 (10368855)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
朴 啓彰 高知工科大学, 地域連携機構, 教授 (60333514)
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Keywords | 振動覚 / サーモセンサー / 逆走装置 / 高齢者ドライバー |
Research Abstract |
本研究の目的は高速道路の逆走防止や中山間道路等の狭隘道路の行き違いの安全確保の手法として、動的かつ方向性を有した振動を通じて警告する手法を新たに開発する事である。そのため、23年度は仕様検討と試作の準備、24年度は校内で試行的に走行実験を行った。又、研究分担者の朴客員教授によるMRIデータとの関連等も調査した。そこで最終年度である25年度は昨年度試作した装置を使用し、複数のドライバーにて検証をおこなった。その際、朴客員教授の協力を得て、MRI被験者で高齢者二名も実験に参加した。その結果、大型車は4cm、小型車は2cmの高さで警告を与える事を再確認した。一方、実用化システムとして、センサーと提供装置のあり方を検討し、概略仕様を決めた。これまでの逆走装置はセンサーによる課題もあり、その点も実用的なサーモセンサーに注目し、精度等を確認した。
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