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2012 Fiscal Year Annual Research Report

幹細胞走化因子を用いた組織内自己幹細胞の遊走刺激による脳組織再生

Research Project

Project/Area Number 23659164
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

伊藤 貴彦  久留米大学, 医学部, 講師 (20309842)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 三島 康典  久留米大学, 医学部, 准教授 (30258470)
伊藤 明日香  久留米大学, 医学部, 助教 (20412538)
亀山 直光  久留米大学, 医学部, 助教 (80529511)
Keywords再生医療 / 遊走能 / 走化因子
Research Abstract

前年度での実験で各成長因子、およびサイトカイン単独の遊走能試験によりPDGFおよびIL-8が効果的な走化因子で有ることが判明した。細かい濃度の決定を模索したが、概ね濃度依存性の効果が見られたため、それぞれ50nMに決定した。加えてPDGFにはAA AB BBのサブタイプが存在するためそれぞれのサブタイプについても確認実験を行った。結果、遊走後の細胞の形状や遊走数等からPDGF-BBが最も効果的であることが解った。並行してScaffoldの作成を行った。過去の経験からPLGAを用いたwater/oil/waterによるdouble emulsion methodを用いて作成した。同時に組織親和性を考慮しゼラチンを用いてscaffoldの作成を行った。PLGAは細胞の大きさに見合った小孔のscaffoldが作成できた。PLGA scaffoldを条件をかえて各種作成して細胞を播種し培養を行い、細胞毒性および細胞成長率を観察した。しかしながらどのPLGAにおいても細胞は増加することはなかった。PLGAの濃度の問題もあるが、作成段階で使用するイソプロパノールの洗浄が不十分である可能性が考えられたため、洗浄に十分な時間をかけて作成したところ、劇的な細胞の増加は見られないが、定着し徐々に増加していく傾向がでてきた。原因が他にも有ると思われるため更なる改良を必要とする。 ゼラチンは気密性が高すぎて細胞が浸透していくことができず、未だに改良ができていない。microsphereの作成もscaffold同様のPLGAをもちいて行った。Microsphereにはアルブミンを組み込みアルブミン放出試験を行った。一ヶ月で約40%のアルブミンの放出が確認できた。microsphereをscaffoldに組み込む実験を最終年度までには終了できなかったが、条件が整ったので今後継続する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] The protective effect of propofol against exposure to anandamide in endothelial cells2012

    • Author(s)
      YASUNORI MISHIMA
    • Organizer
      2012 Annual Meeting of the International Anesthesia Research Society
    • Place of Presentation
      ボストン
    • Year and Date
      20120518-20120521

URL: 

Published: 2014-07-24  

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