2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23660053
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Research Institution | University of KinDAI Himeji |
Principal Investigator |
山本 多香子 近大姫路大学, 看護学部, 准教授 (50442257)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 葉子 京都市立看護短期大学, その他部局等, 講師 (40518966)
山田 豊子 中京学院大学, 看護学部, 教授 (40321054)
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Keywords | 人工股関節再置換術患者 / QOL / 生活状況 / 家族構成 / 住環境 / 実態調査 |
Research Abstract |
平成25年度は退院後1~5年の87名(再置換術21名、初回人工股関節全置換術(以下初回THA)43名、両側人工股関節置換術(以下両側THA)23名に調査協力を得て、属性(年齢、性別、身長、体重、術式、退院後の年数)、痛み、運動習慣・内容、家族構成、住居環境、股関節保護に対する意識(5段階評価)、自己記入式疾患特異的QOL尺度Oxford Hip Score(OHS)日本語版の測定を行った。性別は再置換術患者で男性の占める割合は高かった。再置換術患者は65歳未満の割合が高く、65歳以上割合は両側THA患者の方が高かった。股関節の痛みは、再置換術患者は「手術側」に、初回THA患者は「手術を受けていない反対側」にあり腰』部、膝部に痛みがあった。家族構成では再置換術患者で「独居」の割合が高く「同居」は低く、同居の人員では多人数の「三世帯同居」は少なく「二人」が多かった。住宅の手すりを取り付けた場所は再置換術患者で『廊下』の割合が高かった。再置換術患者は「「転倒に気をつける」ことへ意識は高く、逆に「転倒経験がある」の回数も多かった。「体重増加」への意識は低く、BMI値では最高値36.4 kg/m2から最小値16.8 kg/m2と個人差が大きかった。再置換術患者では「突然のひどい痛み」、「「体をあらうこと」に対するQOL評価は高かった。「通常感じた股関節の痛み」では手術を受けた股関節に痛みを感じていたためQOL評価は低かった。日常生活では「一人で買い物ができた」や「階段を昇ること」に対して簡単にはできないことからはQOL評価は低かった。なおライフコーダEXの装着した活動r量測定は、調査日数をえることができず調査を行うことができなかった。
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Research Products
(2 results)