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2013 Fiscal Year Annual Research Report

統計解析に基づく英語形容詞の認知言語学的研究

Research Project

Project/Area Number 23720218
Research InstitutionKyoto University of Foreign Studies

Principal Investigator

渋谷 良方  京都外国語大学, 外国語学部, 准教授 (70450690)

Keywords英語の形容詞 / 構文文法 / コーパス / 量的研究 / 国際研究者交流 / イギリス / デンマーク
Research Abstract

本研究の目的は、「英語形容詞の意味と構文との関係」について、「最新の認知言語学の知見」と、大規模な共時的・通事的なコーパス・データの解析に基づく「量的言語学の厳密な検証と実証の手法」を用いることによって、体系的で包括的な研究を行うことであった。形容詞とは、話者が世界や状況を描写する際に用いる言語カテゴリであり、その使用には、話者自身の状況への態度や評価が含まれるものであり、言語研究にとって興味深いカテゴリである。本研究をスタートさせてから、最終年度に至るまで、実際に多くのコーパスデータの解析を行うことを通して、形容詞の分布や研究対象となる構文の各々の特徴(例:共起する語句のタイプ、機能の違い、構文間の関係)について、これまで不明であった多くの点が明らかになり、形容詞の意味と構文との関係が明らかになった。研究成果の一部は、国内及び海外の学会において研究発表を行っている(例えば、英語コーパス学会、日本認知言語学会、英国認知言語学会などでの発表を行った)。本研究はそれ自体が形容詞研究の分野にとって貢献を果たすものであることは言うまでもなく、言語研究の分野一般にとっても有用なデータや分析法を提供する役割を果たすものであると考えられる。なお、研究実施計画によると、最終年度には、英語と諸言語の比較研究を実施することを予定していたが、残念ながら、英語形容詞の調査自体でかなりの時間が要求されたため、結果的には類型論的研究はほとんどなされなかったことが心残りである。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Diachronic change of English attributive and predicative adjectives from 1710 to the 1990s

    • Author(s)
      Yoshikata Shibuya
    • Organizer
      日本認知言語学会(JCLA 14)
    • Place of Presentation
      京都外国語大学

URL: 

Published: 2015-05-28  

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