2012 Fiscal Year Research-status Report
インターネットの電子掲示板を活用した健康づくり支援システムの開発
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23792729
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
尾崎 伊都子 名古屋市立大学, 看護学部, 講師 (00347395)
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Keywords | 保健指導 / インターネット / 生活習慣 / 行動変容 / 勤労者 |
Research Abstract |
産前産後の休暇および育児休業による中断(中断期間:平成23年11月22日~平成25年3月31日)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究中断以前に、保健指導の実践に先立ち、これまでの研究結果を分析し、①ウェブサイト『健康サポートネット』の構築、②指導教材と評価項目の作成を行ってきた。平成25年度以降は、『健康サポートネット』による保健指導を実施していく予定である。 よって、研究目的1にあげているウェブサイトの構築は完了しており、今後保健指導を実施しながら、研究目的2~4にあげているウェブサイトの利用状況や効果の分析を行っていくので、研究はおおむね順調に進展していると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度以降は、A企業の保健師と共同で、勤労者の生活習慣改善を目的としたウェブサイト『健康サポートネット』を用いて保健指導介入と利用状況・有効性の分析を行う。 1.『健康サポートネット』による保健指導の実施 対象者はA企業の社員で健診等の結果、メタボリックシンドロームまたはその予備軍と診断された者のうち、『健康サポートネット』への参加の意志があり、研究への協力の同意が得られた者200名とする。実施方法としては、健診等でメタボリックシンドロームまたはその予備軍と診断された者に対して、『健康サポートネット』の概要を説明するパンフレットを配布して対象者を募集する。参加希望者には文書を用いて研究目的・方法と倫理的配慮に関する事柄を説明し、研究への協力の同意を得て保健指導を開始する。開始時に面接指導を行って対象者の生活習慣を把握し、改善目標の設定を支援する。開始後はウェブサイト上で生活習慣改善への取り組み状況を把握して個別指導を行う。また、『健康サポートネット』は定期的に情報更新や改良等を行う。 2.『健康サポートネット』の利用状況・有効性の検討 『健康サポートネット』による対象者の健康状態・生活習慣・心理面の改善効果を分析し、成果別に対象者の特徴と利用パターンを比較する。また、電子掲示板における対象者の関係性をネットワーク分析により明らかにし、内容を質的記述的に分析して、ネットワークが行動変容に与える影響と効果を検討する。これらの分析結果から、ウェブサイトを用いた健康づくり支援システムと保健指導従事者の支援のあり方を提示する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
1.ウェブサイトの維持管理、改良にかかる費用:レンタルサーバ費用、ウェブサイトの更新・管理・改良に関する委託費用および専門的知識提供者への謝金 2.保健指導の実施にかかる費用:対象者の募集用パンフレットの印刷費用、対象者の保健指導参加に必要な生活習慣記録機器等の費用 3.データ分析にかかる費用:ウェブサイトの利用状況等のデータの整理・集計を行う者への謝金、掲示板のネットワーク分析に関する専門的知識提供者への謝金
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