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2012 Fiscal Year Annual Research Report

青少年のライフスタイルを評価する質問項目のための疫学的調査研究

Research Project

Project/Area Number 23800028
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

三好 美浩  岐阜大学, 医学部, 准教授 (00452508)

Project Period (FY) 2011-08-24 – 2013-03-31
Keywords高校生 / 薬物乱用 / ライフスタイル / 質問紙調査 / アルバイト / 学校調査 / 統計的データ解析 / 国際比較
Research Abstract

本研究は、我々が調査で継続使用してきた質問項目と、米国を代表するMonitoring the Future study(MTF)の日本語訳の質問項目との関連性を検証し、日本の青少年における薬物乱用に関連する質問項目の国際比較可能性を向上させること目的とする。
本年度は、2012年1月から3月に実施した高校2年生を対象とした2種類の質問紙調査について、データ入力を行い、調査データの整理を完了し、データを確定した。結果的に、我々が継続使用してきた質問項目に基づいた調査Aの有効回収標本は731であり、MTF調査の日本語版に基づいた調査Bの有効回収標本は1,462であった。そして、調査データの分析に入り、2種類の調査データについて、それぞれ単純集計をまとめ、協力機関への報告を行った。さらに、我々が実施してきた過去の大規模調査データと本調査との関連を確認するために、過去の高校生調査データを用いて、本研究で扱った質問項目と一致する項目と薬物乱用との関連性を検証した。その中から、高校生の薬物乱用と最も高い関連性を示したのが、「アルバイト時間」であった。これらの結果を踏まえ、本研究の調査データを分析した。調査Bにおける高校2年生の「アルバイト時間」に関する成果は、大会で発表され、論文にまとめられ現在投稿中である。成果として、高校2年生のアルバイト時間には男女差が認められ、男子よりも女子の方がアルバイトをしている生徒が多かった。そして、アルバイト時間は、所得、4年制大学卒業の志望、クラブ活動への参加、授業をサボった頻度、居酒屋などへ行く頻度と相対的に高い関連性を示した。
今後の予定としては、本研究の調査データの分析を進め、薬物乱用に対する評価項目の有効性をより深く検証したうえで、高い有効性を示した質問項目を、青少年の薬物乱用に関する大規模な疫学的調査の質問項目に加えていく予定である。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (2 results)

All 2012 Other

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 全国高校生の喫煙・飲酒・薬物乱用とライフスタイルとの関連にみられる性差―2009年JSPAD調査からの成果―2012

    • Author(s)
      三好美浩
    • Journal Title

      日本アルコール・薬物医学会雑誌

      Volume: 47 Pages: 211-233

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 高校生のアルバイトと学校生活との関連性

    • Author(s)
      三好美浩
    • Organizer
      日本社会心理学会第53回大会発表論文集,p381
    • Place of Presentation
      筑波大学

URL: 

Published: 2014-07-24  

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