2023 Fiscal Year Research-status Report
幹細胞様メモリーT細胞分画に優れるγδ-T細胞の誘導法の検討
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23K06740
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
石原 幹也 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (20707369)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤原 弘 三重大学, 医学系研究科, 産学官連携講座教授 (20398291)
三輪 啓志 三重大学, 医学系研究科, 産学官連携講座准教授 (00209967)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | γδ-T細胞 / CAR |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度においては、まずCAR構造の改変によるγδ-T細胞のpersistence向上を目指し、新しいCAR遺伝子構造を有するレトロウイルスベクターを構築した。構築したレトロウイルスベクターを用いたγδ-T細胞への導入実験および導入したγδ-T細胞が獲得する機能については、2024年度以降の検討課題である。 γδ-T細胞のpersistence向上については、Notch ligandシグナル刺激を加えることも本研究の検討課題と考えている。本課題についても2024年度以降の検討課題である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究責任者の所属変更に伴い、予定していた実験を進められない時期が生じたため。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度においては、構築したレトロウイルスベクターを用いたγδ-T細胞への導入し、NOGマウスへの輸注実験を予定している。Notch ligandシグナル刺激を加えたγδ-T細胞のpersistence向上についても、NOGマウスへの輸注による検討を予定している。
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Causes of Carryover |
(理由)研究責任者の所属変更に伴い、予定していた実験を進められない時期が生じたため、予算の一部が未使用となった。 (使用計画)未施行の実験については2024年以降に実施する予定であり、その際に未使用の予算を使用する予定である。
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