2023 Fiscal Year Research-status Report
Development of a treatment for depression using frontal lobe neurofeedback with flow experience.
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23K07015
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
松原 敏郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (60526896)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 悠介 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (40509527)
原田 健一郎 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (50761011)
中川 伸 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60360905)
樋口 文宏 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (60711249)
陳 冲 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70783067)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | ニューロフィードバック / うつ病 / フロー体験 / 情動調整障害 / 前頭葉 / 光トポグラフィー |
Outline of Annual Research Achievements |
研究の二つの仮説は「ニューロフィードバックを用いて実験的にフロー体験を創り出せるか」と「フローニューロフィードバックは、うつ病患者の前頭葉機能障害とうつ症状を改善できるか」の2つである。 まず、ニューロフィードバックを絡めたフロー体験を創り出せる課題の作成に取り掛かっている。そのための生物学的な知見の情報収集を目的に、第119回日本精神神経学会学術総会(2023)、第45回日本生物学的精神医学会年会(2023年)に参加した。また既報の課題を参照にしながら、研究分担者である工学博士藤田悠介に課題作成について適宜相談を始めている。対象となるうつ病患者については、山口大学医学部附属病院精神科の外来通院患者の中からピックアップを開始している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
フロー体験を生じさせる課題づくりについて既報の手法を照らし合わせながら検討しているため、時間がかかっている。
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Strategy for Future Research Activity |
既報の課題を参考に目的とする課題の完成を急ぎ、また研究分担者を増やすことで研究計画の完成およびリクルートの開始を早め、研究全体の推進力を高める。
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Causes of Carryover |
令和5年度は研究計画の遅れから、研究に使用するモニタやパソコンおよびソフトの購入が出来ておらず、次年度使用額からこれらの物品を今後購入する予定である。
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