2023 Fiscal Year Research-status Report
The mechanisms for renal protection by klotho protein supplementation
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23K07702
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
竹中 恒夫 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (90179656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
アリフ・ウル ハサン 岩手医科大学, 医学部, 講師 (00570368)
西山 成 香川大学, 医学部, 教授 (10325334)
黒崎 祥史 北里大学, 医療衛生学部, 講師 (20602030)
宮崎 利明 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (50589075)
丸茂 丈史 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (70265817)
石井 直仁 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (80212819)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | クロト |
Outline of Annual Research Achievements |
培養液の電解質濃度を変えてHuman embryonic kidney 293 cell (HEK293細胞)の培養を行った。コントロール群、高Na群、高Cl群で比較検討を行った。 培養液中のNa濃度を増やすと、8-ヒドロキシーデオキシグアノシンの増加とともにWnt1とWnt3の発現亢進が見られた。内因性のクロト発現をsiRNAで抑制すると両者とも更に上昇した。 しかし、培養液中のCl濃度を増加させても、8-ヒドロキシーデオキシグアノシンもWntの発現も変化しなかった。内因性のクロト発現をsiRNAで抑制しても両者に有意な変化は認めなかった。 これらの結果から食塩負荷ではClでなくNaが酸化ストレスの増加に関与していることが示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
一時的にコロナ感染流行のため大学が動物実験室への立ち入りを禁止した。 現在は解除されているが、閉鎖の時期に滞った研究がたまっており、動物実験室が非常に混雑している。そのため一回に大量の動物を飼育し実験に供することが困難である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、順を待って実験を施行していく。
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Causes of Carryover |
前倒し支払い請求でお支払いいただいた研究費の一部が残りました。今年度の研究費と合わせて研究を続けてまいります。ご高配のほど宜しくお願い申し上げます。
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Research Products
(3 results)