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2023 Fiscal Year Research-status Report

詩境としての保育実践の記述の可能性:実践知の共有と深化の方法の創出

Research Project

Project/Area Number 23K12746
Research InstitutionMie University

Principal Investigator

水津 幸恵  三重大学, 教育学部, 講師 (30837331)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords保育 / 詩境 / 詩的 / 記述
Outline of Annual Research Achievements

本研究では、保育の場を「詩境」として見るという発想から、客観的な記述とは異なる新たな記述の可能性を探るため、子どもと共に在るなかでの保育者の情感を源としてことばを生み出そうとするという意味で「詩的」な記述によって、実践知の共有と深化を可能にする記述と語り合いの新たな方法を創出することを目的とする。
以上の目的を達成するため、(1)倉橋惣三の保育思想における詩的な記述の学術的意味の検討と(2)教育実践における「詩境」の実践的意味の検討を行った。(1)については、倉橋惣三の詩的な記述における身体感覚的な言葉が読み手にもたらす影響に着目し、考察を行った。この成果は保育学会における自主シンポジウムにて発表した。(2)については、学校は「詩境」でなければならないことを教育理念としてきた伊那市立伊那小学校についての文献研究および学校の参観、管理職および管理職経験者への聞き取り調査を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

(1)については定期的な研究会とその成果の学会発表を行うことができたが、論文の作成には至らなかった。(2)については、参観とインタビュー調査を行い、データを収集することができたが、考察に着手できていない。

Strategy for Future Research Activity

(1)については引き続いて学会発表を行うとともにそれらをまとめた論文の作成を行っていく。(2)については調査結果を整理し、考察を行っていく。

Causes of Carryover

学会や研究会がオンライン開催となったり、怪我により対面開催のものの参加を見送る等、一部計画を変更したりしたため。調査および文献収集、成果発表に使用する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 生きた保育のことばに向けて:生成のナラティヴ2023

    • Author(s)
      横山 草介, 久保 健太, 水津 幸恵, 山本 一成, やまだ ようこ
    • Organizer
      日本保育学会 第76回大会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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