2023 Fiscal Year Research-status Report
胚-子宮内膜共培養系の確立とその解析による着床および着床後胚発生機序の解明
Project/Area Number |
23K15814
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
平岡 毅大 大阪大学, 微生物病研究所, 特任研究員(常勤) (20836762)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 着床 / 胚発生 / 子宮内膜 |
Outline of Annual Research Achievements |
オスマウスと交配後のメスマウスから着床前期胚を回収すると同時に、同一個体の子宮から子宮内膜をシート状に単離する技術を確立した。組織培養で広く用いられる気相液相界面培養系を用い、胚と子宮内膜の共培養を行い、トロホブラストの子宮内膜への接着・浸潤過程や、胚発生過程を試験管内で再現した。また、着床における子宮と胚の分子学的相互作用を世界で初めて試験管内で再現した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
胚と子宮内膜の共培養を行い、トロホブラストの子宮内膜への接着・浸潤過程や、胚発生過程を試験管内で再現した。また、着床における子宮と胚の分子学的相互作用を世界で初めて試験管内で再現した。
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Strategy for Future Research Activity |
マウスを用いて堅牢な実験系を樹立した後に、種々の遺伝子調節システムを用いて着床・発生の分子学的制御機構を明らかにする。また、ヒト検体を用いた実験系の確立も目指し、将来の画期的な不妊治療の確立を目指す。
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Causes of Carryover |
当初の計画よりもスムーズに試薬やデバイスの条件検討が遂行されたため。
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Research Products
(5 results)