2021 Fiscal Year Annual Research Report
An Interdisciplinary Investigation on the Integral Support of Study and Career Education for International Asian Students
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21H00537
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
太田 亨 金沢大学, 国際機構, 教授 (40303317)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安 龍洙 茨城大学, 全学教育機構, 教授 (80361286)
村岡 貴子 大阪大学, 国際教育交流センター, 教授 (30243744)
金 蘭美 横浜国立大学, 国際戦略推進機構, 准教授 (50757292)
佐々木 良造 静岡大学, 国際連携推進機構, 特任准教授 (50609956)
藤田 清士 大阪大学, 工学研究科, 教授 (00283862)
寺井 智之 大阪大学, 工学研究科, 講師 (20346183)
菊池 和徳 大阪大学, 理学研究科, 講師 (40252572)
有川 友子 大阪大学, 国際教育交流センター, 教授 (30271448)
ライアン 優子 静岡大学, 国際連携推進機構, 准教授 (40615340)
栗原 由加 神戸学院大学, グローバル・コミュニケーション学部, 教授 (50733482)
眞住 優助 金沢大学, GS教育系, 講師 (50747582)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | アジア圏留学生 / 留学生活 / 学修観 / キャリア形成 / 総合的支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
日本国内及びアジア圏の複数地域の高等教育機関に対して。予備調査(アンケート及びインタビュー)を実施した。 調査は,1) アジア圏当該国・地域における高大接続,大学・大学院入試制度について,2) 母語や日本語を含む言語学習,専門教科の内容について,3) 日本留学中の学修・生活・論文執筆上の困難点と就職活動状況について,4) 卒業・修了後の進路やキャリアパスに関する内容について,次の4つの小グループに分かれて実施した。 (0)「研究全体の監修と留学生政策提言」グループでは,留学生政策に関する基本的文献の収集を積極的に行い,以前の科研研究の成果として出版予定の書籍の編集作業をおこなった。また,2000年から2次20年間行われた日韓共同理工系学部留学生事業(日韓プログラム)の修了生を対象に「日韓プログラム・キャリア調査」をオンラインで実施し,アンケート調査67例,インタビュー調査23例を回収・録画した。 (1)「留学生へのアカデミック・ジャパニーズ・教育連携」グループでは,留学生における論理的思考力養成教育の実践,留学生の日本語メール文の問題点と指導法,留学生に対する多読教育の実践的研究,留学生のライティングに関する基礎的研究を行なった。 (2)「留学生教育・アドバイジング・学修支援」グループでは,マレーシア政府派遣留学生に対する日本語学習観の調査と日本に長期滞在する元留学生に対する異文化適応に関する調査を開始し,工学系留学生の在学中の問題点の洗い出すとともに,留学生教育とアドバイジング問題に関するマクロの視点設定に関する準備的研究を開始した。 (3)「留学生の就職・キャリア・人材定着」グループでは,留学先地域における就職意志の規定要因に関する研究,留学生のキャリア教育に関する研究,及び教師指導方式のインターンシップの開発と効果に関する研究を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度はコロナ禍の中で行う準備的段階の調査が中心になることを当初から予想していた。科研総会をはじめ,研究会や学会への参加もほぼすべてがオンライン形式であった上,調査もフィールド調査ではなくオンラインによるアンケートやインタビュー調査を中心に行うことができた。その意味において,初年度の予備的調査は「おおむね順調に進展している」と自己評価することができる。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は,2021年度の予備調査を受けて,1) アジア圏当該国・地域における高大接続と大学・大学院入試制度,2) 母語や日本語を含む言語学習と専門教科の内容,3) 日本留学中の学修・生活・論文執筆上の困難点や就職活動状況、4) 卒業・修了後の進路やキャリアパスに関する内容について,それぞれ調査・研究を本格的に開始する予定である。 調査・研究は,(0)研究全体の監修・留学生政策提言グループ,(1)留学生へのアカデミックジャパニーズ・教育連携グループ,(2)留学生教育・アドバイジング・在学時学修支援グループ,(3)留学生の就職・キャリア・人材定着グループに分かれて行う。(0)グループは,総合的な支援・教育への全体像を明らかにするため,東アジアや東南アジア諸国の留学政策キーパーソンとの連携を図る。(1)グループは,留学生にとっての日本留学試験,ライティング,論理的思考力をめぐる課題に取り組む。(2)グループは,留学生受け入れのマッチングやアドバイジング,及び留学生の留学観に関する問題を検討する。そして(3)グループは,留学生のキャリア教育とインターンシップ教育,及びそれらの教育をめぐる諸要因に関する調査研究を行う。
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Research Products
(22 results)